フッ素の働き

こんにちは^^*
かさはら歯科医院、歯科衛生士の鈴木です🫧
1月下旬になりましたが、皆様お元気で新年をお迎えのことと存じます🐉•*¨*•.¸¸

寒さも一段と厳しくなってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。最近、学校ではインフルエンザが流行しているようで患者さまの中でも体調を崩される方が多くなっております。健康でいられるためにも手洗い・うがいの予防対策と、栄養をしっかりと摂った食事、十分な睡眠を大事にしていきましょう🛌🌙


本日は「フッ素🦷」についてのお話をします。
フッ素とはむし歯を予防するお薬のことです。自然界の物質で日々私たちが口にしているものの中にも含まれています。例えば海藻や魚、飲料水や緑茶、りんごなどに含まれています。
フッ素の働きとしては、主に3つの効果があります。
むし歯の原因菌の働きを弱め、歯の再石灰化の促進と酸から溶けにくい歯質を強くする効果があります。

お口の中は普段中性に保たれていますが、食べたり飲んだりするとお口の中は酸性に傾きます。脱灰といって歯が溶けやすい時間になりますが、唾液の働きによって再石灰化され中性に戻ります。
特に、生えたての乳歯や永久歯は、歯質も酸からの抵抗力も弱いです。プラス生え変わりの時期では歯の高さもそれぞれ違い、上手く歯ブラシを当てることが難しくプラーク(歯垢)が溜まるためむし歯になりやすいです。
多くの歯科医院では予防の1つとして、子ども達向けにフッ素塗布を実施しています。👧🏻📛
3ヶ月に1回などの等間隔でないとフッ素は塗っても効果が得られないので、定期検診に合わせて塗布することをおすすめしています。

ただ注意する事として、塗布後30分のご飲食は控えてもらい、溜まったツバは1回吐き出すようにする。塗布したからといってむし歯にならない!と言うわけではないので毎日の歯ブラシは怠らないようにしましょう🦷🪥✨

家でできる予防策としては、市販で売っている歯磨き粉の中でもフッ化ナトリウムやモノフルオロリン酸ナトリウムと表示している商品が一般的です。フッ素成分などの有効成分が入っているので歯磨き後のうがいは軽くすすぐ程度にし、その後すぐ食べたり飲んだりしないように心がけましょう。

そして、寝ているときが1番唾液の分泌量が少ないので細菌が繁殖しやすい状態になります⚠️⚠️⚠️なので、寝る前は必ず歯ブラシを忘れず、丁寧に磨くことを意識しましょう!

ここまで読んでいただきありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします!