歯科で使う金属✨

事務局の白根です🥰

 

あけましておめでとうございます🥰

今年も当院をどうぞよろしくお願いいたします🙇‍♀️

 

みなさんは年末年始はゆっくりとできましたか?

昨年の年末は、ねこさんたちにはじめて年越しそばをあげてみました✨(ねこさん用の🐈)

一番上の子の食いつきがすごかったです・・・。

また、今年も買ってもいいかなと思いました✨

 

さて、今回は『歯科で使う金属』のお話です✨

 

〇歯科で使う金属は純金?

実は歯科で使う金属は純金ではなく、合金と呼ばれるものなんです!

純金とは、金の純度が99.9%のものをさし、24Kと呼ばれるものです。

純金はかなりやわらかいため、歯科で使うには不向きなんです🫠

ほかの金属を混ぜること(合金)で金属はかたくなるんです✨

 

〇金属の種類

それでは、歯科で使われる金属の種類を紹介します👍

 

・金銀パラジウム合金

いわゆる銀歯のことです。

成分は、金12%・銀46%・パラジウム20%・その他少量の亜鉛などが含まれています。

精密な加工のしやすさや耐久性、安全性、廉価などの要因により、使いやすい、使われやすい金属となっています。

しかし、硬すぎるがゆえに噛み合う上下の歯がすり減る場合があります。

また、酸化することがあり、金属や歯肉が黒ずむ場合があります。

金属アレルギーを引き起こす場合もあるため、注意が必要です。

 

歯科においての金属アレルギーについて – おじまデンタルクリニック虎ノ門ブログ

 

・銀合金

銀の含有量が60%以上の金属で保険適応です。

金銀パラジウム合金より強度は劣りますが、保険適応で治療ができます。

金属アレルギーを引き起こす可能性はあるため、注意が必要です。

 

・金合金

宝飾品にも用いられている金なので金ぴかです✨

材料費が高価なので、原則、自費での治療で用いられます。

高価ではありますが、適合性が高いことや天然の歯と同じくらいの硬さがあることから

優れた歯科材料だといえるでしょう。

しかし、金ぴかなので審美面では△なのと高価なのがネックかもしれません・・。

 

・コバルトクロム合金

入れ歯のフレームやバネによく使われます。

強度があり、他の歯科金属よりも比重が小さいため、非常に軽い素材です。

 

・チタン合金

耐食性のある銀色の金属でアレルギーを起こしにくい金属です。

顎の骨に埋め込むインプラントの材料としてよく使われます。

軽くて丈夫でアレルギーを起こしにくい金属ですが、一方で加工がしにくいという難点もあります。

 

以上、大まかに金属の種類をご紹介しました✨

それぞれメリット・デメリットがあります。

自分にとってどの材料が最善なのかしっかりと相談して決めていきましょう🥰