唾液検査について③

みなさん、こんにちは!歯科衛生士の三上です☺︎

10月は実は私の誕生日でした👏🎂👏
同期にお祝いをしてもらいました!
プレゼントも凄いセンスが良くてとても嬉しかったです🥰🥰
私も同期のお誕生日を盛大にお祝いしてあげたいです🥂✨

今日は唾液検査についてお話ししていきます!

前回までむし歯のリスクについてお話ししていきましたので、今回は歯ぐき🩸のリスクと口臭のリスクについてお話ししていきます。

まず、歯ぐきのリスクについてお話ししていきます!

(1)白血球:歯ぐきの炎症が見られると、白血球が活動して数値が多くなります、歯周病が進行している状態です。

(2) タンパク質:歯ぐきから出血している時、タンパク質の数値が高くなります、出血は歯周病の最初の症状として現れます。

歯ぐきのリスクが高いと歯周病のリスクも高くなります。

①歯肉炎:歯ぐき中に入ったプラーク(細菌の塊)によって歯ぐきの腫れ、出血が見られます。

②歯周炎:プラークが日常的に取れないとその部分は歯石になり、さらに歯周病菌を増殖させます。

③進行した歯周炎:歯を支えている骨を溶かし、歯ぐきから膿が出てきたり、歯がグラグラする症状が出てきます。

🗣️歯周病は症状が出てからではほとんど手遅れです!!

【歯肉炎、歯周炎ケアのために出来ること】
・正しい歯磨きの習慣を身に付けましょう!
・自分のお口の状態に合った歯ブラシを使いましょう!
・フロス、歯間ブラシを使う習慣を身に付けましょう!
・歯周病は生活習慣病にとても深い繋がりがあるので規則正しい生活習慣を送りましょう!
・セルフケアで取り除けないプラークなどもあるので定期検診を継続して来ましょう!

次に口臭についてお話ししていきます!

唾液検査で診ていく口臭は、歯周病に関係する口臭を診ています。
お口の中の細菌が多いとアンモニアの数値が高くなり、口臭の原因になると言われています。
(1)舌磨きについて:舌の表面に白いコケのようなものは付いてませんか?これは舌苔(ぜったい)と言い、舌に食べカスやプラークがついている状態です。舌専用の舌ブラシを使って舌苔を除去しましょう、舌はとても繊細なのであまりゴシゴシせず、優しく丁寧に磨きましょう!

(2)入れ歯の洗浄について:入れ歯にもプラークや歯石は付きますので、水で洗うだけでなく、入れ歯専用ブラシで汚れを落としましょう!

(3)治療途中の歯について:歯を抜いたままの状態や、治療途中の歯はプラークがとても溜まりやすいです、まず治療を最後まで終わらせましょう!

(4)親知らずについて:親知らずが生えているところは磨きづらく、プラークがとても残りやすいです、必要に応じて抜歯をするか、歯ブラシ以外にも補助器具を使いプラークの除去を行いましょう!

【お口を清潔に保つために出来ること】
・定期的な検診に来ましょう!

唾液検査で気付く事もたくさんあります!
当院で初めて歯石取りを行う際は是非一緒に唾液検査も行ってくださいね!

ここまで読んで頂きありがとうございました🫡