神経の治療

みなさん、こんにちは!歯科助手の岡崎です☺️

10月になり、秋らしい晴れやかな季節となりましたね☀️✨ 紅葉や秋の食べものなど、秋を満喫していきたいですね!🍠🍁

今回は、「歯の神経の治療」についてのお話をしていきます。

🦷歯の構造は、外側から硬いエナメル質、中の少し柔らかい象牙質、歯髄(歯の神経となる部分)となっています。


むし歯は、放置してしまうと、どんどん中の組織まで進行していきます。歯髄(神経)までむし歯が進行すると、神経を抜く治療が必要になります。
温かいものや冷たいものがしみる、噛むと痛い、何もしてなくても痛みが続くといった症状がでてきます😰


🟢神経を抜く治療って?
神経を抜く治療は、根管治療と呼ばれます。

むし歯になった部分を削って、歯の神経を露出させます。中を綺麗に消毒し、神経に代わる防腐剤を入れて、むし歯の再侵入を防ぎます。


むし歯がかなり進行してしまっている場合は、被せものを入れるために歯に土台を入れ、最終的に被せものをセメントで固定する治療が必要です。

歯自体を抜くのではなく、むし歯になった部分を全て取り除いた後に、見た目を回復するために被せものを入れるという流れになります。

根管治療は、むし歯や細菌で感染してしまった根っこを綺麗な状態にするために、4~5回程の来院が必要になります。


🟢神経を抜くと起きる症状

神経には、血管が通っており、歯に栄養分を送る大事な組織です。そのため、神経を抜くことで血液が循環しなくなり、歯に栄養を送れなくなるため、歯の根っ子が割れやすくなってしまいます。根っ子が割れてしまうと、歯自体を残すことが難しくなるため、抜く必要があります💧神経がある歯よりも、歯の寿命が短くなってしまうのです😰 

 

歯に刺激を伝える神経を抜いてしまうと、痛みを感じにくくなります。そのため、長い時間放置してしまうと、むし歯が進行しているという状態に気づきにくく、治療が手遅れになります💧

 

🟢神経を抜いた後の注意点

・2、3日は痛みが出る場合がある

・1〜2週間は違和感や噛むと痛むことがある

・治療期間中は、なるべく噛まないようにする。

⚠︎最終的な被せものが入るまでの期間は、噛み合わせがまだ不安定で弱いため、強く噛んでしまうと、根っ子が割れてしまい、歯自体を抜く必要がでてきます💧

 

🟢神経の治療は、治療期間が長く大変に感じると思います😰 ですが、根の治療で中断してしまうと、再び根管が細菌感染してしまい、抜歯になるリスクがあります。。

 

自分の歯を残していくためにも、根気強く治療に通院し、むし歯の早期発見のためにも定期検診を受診しましょう!🦷⭐️