歯ぎしりについて

みなさん、こんにちは!
歯科衛生士の山﨑です!

最近は特に寒くなってきて
秋になってきていますね。

またコロナウイルスも怖いですが、インフルエンザなども流行る季節となってきましたので、体をしっかりとあたため外と室内の気温差で風邪をひかないように気をつけていきましょう😌

それでは、本日は
「歯ぎしり」「食いしばり」「かみしめ」
についてお話していきますね。

 

 

 

みなさん「歯ぎしり」や「食いしばり」はよく聞く言葉かとは思いますが、詳しく知っていますでしょうか?

また、「歯ぎしり」や「食いしばり」が歯や歯ぐきにどのような影響を与えるのかしっかりと知ってもらい、どのようにして緩和するのか理解していただければと思います!

まず、最初に「歯ぎしり」についてお話いたしますね。

「歯ぎしり」とは睡眠中に行うものであり、無意識ですので、自覚することはほとんどなく、周囲の人に知らされて、はじめて気付くことがほとんどなんです。
また、「歯ぎしり」で歯や骨にかかる力なのですが、強い人で70kgを超えるといわれています。

次に「かみしめ」についてお話いたします。

「かみしめ」は、日中や夜間に関わらず、無意識のうちに歯を食いしばってしまうことを言います。

これらのこと、「歯ぎしり」や「かみしめ」によって、気付かないあいだに歯や骨に大きな負担がかかっているのです。

 

さて、次は「ブラキシズム」が続いたことにより起こる症状についてご説明します。

①歯のすり減り
②歯がしみる(知覚過敏といわれるもの)
③骨隆起(骨が浮き出て歯茎がもこもこな状態になるもの)
④冠(かぶせたもの)や詰めもの(むし歯治療したあとにつめるプラスチックのもの)が外れる
⑤歯が割れる
⑥歯周病の進行
⑦顎関節症
⑧口のまわりの筋肉の痛み
⑨あごのズレ
⑩頭痛、肩こり

など
少しあげるだけでもこれだけの症状が出てくる可能性があります。

これらを防ぐためには
「歯科医院で行う対応法」と
「家庭で行う対応法」
2つが必要になってきます🤔

まず「歯科医院で行う対応法」
★ナイトガード
(就寝時に毎日はめて寝るもの)
★噛み合わせの調整をする
(必要に応じて歯列矯正なども)
★歯周病の悪化を防ぐために、プラークコントロールやクリーニングを行う
★しっかり噛めるように、むし歯などの歯をきちんと治療してく

次に「家庭で行う対応法」

生活するうえで
★噛み合わせていることに気付いたら離す
★唇や顎、頬などの口周りの力を抜きリラックスする

寝るときに気をつけること
★高い枕は噛み締めやすいので避ける
★寝るときの体制に気をつける
(横向きは顎に力が入りやすい)

いかがでしたでしょうか?

少しでも「歯ぎしり」や「食いしばり」についてお分かりいただけたら幸いです。

ご拝読いただきありがとうございます(^^)