みなさんこんにちは♪
仙台市宮城野区にあるかさはら歯科医院の歯科衛生士の松倉です!
まだ残暑で暑い日が続いていますね。だんだんと夜の気温が下がってきたので過ごしやすくなってきたような気がします。私は、暑いのは苦手なのですが、先日実家へ帰った際に、実家で育てていたゴーヤをもらったのでチャンプルーにして美味しく食べました♪
大好物なのでこれで夏を乗り切れそうです!
みなさんも体調には十分差をつけてくださいね。
永久歯の萌出順序について、歯科衛生士の視点からお話ししたいと思います。永久歯とは乳歯が抜けた後に生えてくる歯のことです。通常、6歳頃から生え替わりが始まり、約12歳頃までに30本〜32本の永久歯が生え揃います。
最初に生えてくるのは、6〜7歳頃に生える第一大臼歯と呼ばれる、前から6番目の歯が生えてきます。この歯は子供の歯の列の後ろから生えてくるため磨きにくく、生えそろうまでに時間がかかるので、虫歯のリスクが高い歯になります。
そして同じ頃に、中切歯(ちゅうせっし)と側切歯(そくせっし)と呼ばれる前歯の下顎の方が生え替わりが始まります。
そして7〜8歳頃に上の前歯が大人の歯に生え変わります。
そして、9〜10歳頃には第一小臼歯と呼ばれる前から4番目の歯が、10〜12歳頃には第二小臼歯と呼ばれる前から5番目の歯が生えてきます。この順序で臼歯が生えてくるため、しっかり咬む力を支えることができます。
また、前歯に関しても萌出順序があります。まず、まず中切歯と呼ばれる一番前の歯が生えてきます。そのあと、側切歯と呼ばれる前から2番目の歯が生えてきます。
前歯は食べ物を噛むだけでなく、発音にも重要な役割を果たすため、しっかりケアすることが大切です。
永久歯の萌出の時期には個人差があります。
ですが共通して、生え始めの歯はどうしても高さが揃わないため歯ブラシが当たりにくくなります。
前歯であれば、歯ブラシを縦に使って歯を一本ずつ磨いていくことでプラークが取りやすくなります。
奥歯の場合は、はぶらしを横から入れて磨いていくと高さが違っても磨くことができます。
生え始めの歯は、まだ未熟な状態なので大人の方に比べて虫歯になりやすいです。
普段の歯磨きを気をつけるだけでなく、フッ素の塗布やシーラントを行うことで歯を強くすることができます。
定期検診を行うことで虫歯の早期発見にもつながります。
これからも一緒に虫歯を予防していきましょう!