今流行している病気は?

こんにちは!保育士・歯科助手の本多です。

ここ最近は気温の高い日が続いていますが、体調はいかがでしょうか?梅雨が明けていないので、湿度も高く、まとわりつくような暑さで汗もかきやすいですよね。こまめに水分、ミネラルを補給しながら、熱中症に気をつけて過ごしましょう!

さて、宮城県ではここ最近、ヘルパンギーナやRSウイルスが流行しているようです。先日、次女がヘルパンギーナに感染してしまいました。手足口病の流行も聞かれるようになってきましたので、この3つの病気がどんな症状なのか、お知らせしていきますね!

ヘルパンギーナ

◎どんな症状?

潜伏期間は、36日。

39℃以上の熱が13日つづくと同時に、のどが赤く腫れて小さな水疱がたくさんできます。水疱は23日でつぶれて黄色い潰瘍になります。

のどの痛みが強いために、食事や飲みものを受けつけなくなることから、「脱水症状」を起こすことも。

◎かかってしまった時の対処法

ヘルパンギーナに対する特効薬はありませんが、口内炎(口の中にできた潰瘍)に対して鎮痛解熱薬で痛みを和らげたり、粘膜保護剤の軟膏などが処方されることがあります。

のどに痛みがあるので、オレンジジュースなどのような刺激のあるものは避け、のどごしの良い少し冷たい飲みものがおすすめです。(例えば、麦茶や牛乳、冷めたスープなど)

食べものは、刺激が少なくかまずに飲み込めるものにしましょう。(例えば、ゼリーやプリン、冷めたおじや、豆腐など)約5日程度で治ります。

刺激のあるものは避けて、のどごしの良い冷たい飲みものを与えましょう。かまずに飲みこめる、刺激の少ない食べものを与えましょう

保育園などへの登園の目安は、発熱※や口腔内の水泡・潰瘍の影響がなく、普段の食事がとれることなどです。

熱が下がってから1日以上経過していること

◎感染を拡大させないため、対策しましょう

感染経路をキチンと把握しましょう

ヘルパンギーナは、くしゃみなどの際に出る飛沫によって感染する「飛沫感染」と、舐めて唾液や鼻水がついたおもちゃの貸し借りなど、手が触れることで感染する「接触感染」が主な感染経路です。また、回復後も口(呼吸器)から12週間、便から24週間にわたってウイルスが排出されるので、おむつなどの交換後に汚染された手指を介して感染が広がります。

●RSウイルス

◎どんな症状?

発熱、鼻水などの症状が数日続きます。多くは軽症で済みますが、咳がひどくなる、「ゼーゼー、ヒューヒュー」という喘鳴を伴った呼吸困難が出るなどの症状が出現した場合は、細気管支炎、肺炎へと進展することがあり注意が必要です。潜伏期間は28日、典型的には46日です。初めて感染する乳幼児の約7割は、数日のうちに軽快しますが、約3割は咳が悪化し、喘鳴、呼吸困難症状などが出現します。早産児や生後24ヶ月以下で心臓や肺に基礎疾患がある、神経・筋疾患や免疫不全の基礎疾患を有する感染者の場合、重症化するリスクが高まります。

重篤な合併症として注意すべきものには、無呼吸発作、急性脳症等があります。

◎かかってしまった時の対処法

RSウイルスには有効な抗ウイルス剤がなく対症治療(症状をやわらげる治療)、重症化した場合には、酸素投与、補液(点滴)、呼吸管理が行われます。

◎感染を拡大させないため、対策しましょう

感染経路をキチンと把握しましょう

RSウイルスは、RSウイルスに感染している人の咳やくしゃみ、または会話をした際に飛び散るしぶきを浴びて吸い込むことで感染します。感染の多くは、この「飛沫感染」によると考えられ、ドアノブなどの環境表面についたウイルスへの接触により、鼻や口などの粘膜や傷口などを通して感染する「接触感染」も成立します。

手足口病

◎どんな症状?

潜伏期間は、36日。

口の中の粘膜や手のひら、足の裏、足の甲などに水疱性の発疹が現れて、13日間発熱することがあります。水疱は、かさぶたにならずに治る場合が多く、1週間程度でなくなります。また、12ヶ月後に手足の爪がはがれることがありますが、大事にはいたらずすぐに新しい爪が生えてきます。

ですが、口の中にできた水疱がつぶれた後にできる口内炎(口の中にできた潰瘍)がひどく、食事や飲みものを受けつけなくなることから、「脱水症状」を起こすことも。また、原因ウイルスの「エンテロウイルス」は無菌性髄膜炎の90%を占めるため、まれに脳炎を伴って重症化することもあるので注意が必要です。

◎かかってしまった時の対処法

手足口病に対する特効薬はありませんが、口内炎に対して鎮痛薬で痛みを和らげたり、粘膜保護剤の軟膏などが処方されることがあります。

のどに痛みがあるので、オレンジジュースなどのような刺激のあるものは避け、のどごしの良い少し冷たい飲みものがおすすめです。(例えば、麦茶や牛乳、冷めたスープなど)

食べものは、刺激が少なくかまずに飲み込めるものにしましょう。(例えば、ゼリーやプリン、冷めたおじや、豆腐など)約5日程度で治ります。

刺激のあるものは避けて、のどごしの良い冷たい飲みものを与えましょう

かまずに飲みこめる、刺激の少ない食べものを与えましょう

保育園などへの登園の目安は、発熱※や口腔内の水泡・潰瘍の影響がなく、普段の食事がとれることなどです。

熱が下がってから1日以上経過していること

◎感染を拡大させないため、対策しましょう

感染経路をキチンと把握しましょう

手足口病は、くしゃみなどの際に出る飛沫によって感染する「飛沫感染」と、舐めて唾液や鼻水がついたおもちゃの貸し借りなど、手が触れることで感染する「接触感染」が主な感染経路です。また、回復後も口(呼吸器)から12週間、便から24週間にわたってウイルスが排泄されるので、おむつなどの交換後に汚染された手指を介して感染が広がります。

参照:サラヤ