知覚過敏について🧊

みなさんこんにちは!♡
歯科衛生士の佐藤です😊

5月になり日増しに暑くなってきましたね🧊🧊暑いと冷たい飲み物やアイスクリームに毎日手が伸びがちです(笑)🍨✨

そんな冷たいものを口に入れた時、みなさんは歯がキンッと染みることはありませんか??

その原因の一つとして知覚過敏が考えられます。

知覚過敏になると冷たいものや甘いもの、風を当てる事で歯がしみたり、歯ブラシを当てると一過性の痛みがあるなどの症状があります。

知覚過敏を引き起こす原因は、人それぞれ異なります。ここでは知覚過敏の症状が表れる主な原因を1つずつ解説していきます。

【歯茎の退縮】
歯ぐきの退縮とは、歯の根元の表面が露出してしまっている状態のことです。主な原因は、歯周病や強い力での歯磨き、加齢が考えられます。

【歯周病】
歯周病は、初期段階では痛みなどの自覚症状が無いため、ほとんどの場合は気づかないうちに進行します。進行すると歯の根元の骨が破壊され、周囲の歯ぐきが下がっていきます。

【強い力での歯磨き】
歯磨きの際にゴシゴシと力を入れてブラッシングをしていると歯ぐきを痛めます。その結果、歯ぐきの退縮が起こり歯の根が露出するため、知覚過敏を招いてしまう恐れがあります。歯のエナメル質を削ってしまうことがあるため適切な力で歯磨きをしましょう。

【加齢】
歯ぐきの位置は、年齢を重ねるとともに少しずつ下がってくると言われています。それに伴い歯の根っこが露出し、象牙質があらわになるのです。刺激を受け取る象牙質がむき出しになることで、痛みやしみるような症状を体感することがあります。

【歯が折れている、欠けている、ヒビ】
足を滑らせて転倒するなど、日常生活は思いがけない瞬間に歯が折れたり欠けたりすることもあるものです。その結果、象牙質が露出してしまった時にも知覚過敏の症状が表れることもあります。

【歯のすり減り】
歯は毎日使うため、少しずつすり減っていきます。また、歯ぎしりなど、歯を強く噛み合わせることも歯がすり減る原因の1つです。寝ている間や緊張を感じる時など、無意識に歯ぎしりをしている人も、実は多く存在します。歯ぎしりが習慣化すると、表面のエナメル質が損傷し、象牙質があらわになってしまう場合があります。

【歯が溶けている】
歯を覆うエナメル質は、酸で溶けてしまいます。これを酸蝕(さんしょく)と言います。エナメル質はpH5.5以下の酸に弱いため、酸性度の高い食品を摂りすぎてしまうとエナメル質が消失して、知覚過敏になってしまう可能性があります。そのため、私達が口にしている多くの飲食物は酸を含むため、食後のケアが欠かせません。

エナメル質が消失し、象牙質がむき出しになっている歯は「酸蝕歯(さんしょくし)」と呼ばれ、弱い酸でも溶けてしまいます。放置しておくと知覚過敏の症状が悪化する恐れがあるので要注意です。

虫歯や神経の炎症が特にない場合に知覚過敏と診断されます。

知覚過敏は治療をして治るということがないので上手く付き合って行かなければなりません

しかし、緩和させることは可能です!

その一つに夜寝る間にマウスピースを使用する方法があります

寝ている間の食いしばりや歯軋りを緩和させることで症状が和らぎます

しかし、マウスピースなどの異物を付けたまま寝られない方などは継続使用が難しい事もあります

もう一つ、しみやすい部分にコーティング材を塗ることで物理的に刺激から遠ざける方法があります

その場でコーティング材を塗布できるため簡単ですが、永久に残るものではないのと虫歯のリスクが高くなります

症状がある方は先生や歯科衛生士に相談していただければ、それぞれの方に合った方法をご提案させていただきます!

いつでもお気軽にご相談くださいね🤍✨