歯の寿命を延ばすには?

こんにちは😃歯科医師の福本です。
 最近、5月なのに異常に暑い日🥵があったりと、気温差で体調崩して😰いませんか?
 私は2日前から、腰の調子が悪く(と言っても、気温差ではないですが😅)、車の運転もちょっとだけ辛いです🥲。いよいよもって、真面目に筋トレ💪をしなくては・・・ですね。
 さて今回のお話は、歯🦷の寿命についてです。
 近年の日本の平均寿命は84.55歳、75歳以上の歯の数は約16本(2016年歯科疾患実態調査)で、28本中約半数の歯が失われています。残っている歯が16本となると、食べたいのに食べられない食べ物🥩も出てきます。
 みなさん、一生なんでも食べ続けたい😋と思いませんか?そのためには、いかに多くの歯🦷を残すかが重要です。
 では、どうすれば多くの歯を残せるのか?まずは、歯をなくす原因を考えると、自ずと答えが見えてきます。

歯をなくす原因は、
🥇歯周病
🥈むし歯
🥉破折
(2018年 全国抜歯原因調査)です。
3番目の破折は、もともとむし歯があったり、神経の治療をした歯、また喪失歯があり残りの歯に強い負担がかかっていることが多く、そうでない場合は、ブラキシズム😬(無意識の歯ぎしりや噛みしめなど)が原因になることもあります。
 以上のことから、歯をなるべく残すためには、
1️⃣歯周病予防
2️⃣むし歯予防
3️⃣ブラキシズムから、歯を守る
ことが、メインとなります。

1️⃣歯周病を予防するためには、歯科医院🏥での定期管理が大切です。歯周病は痛みなく進行するので、自分でおかしいと気付いた時には、時すでに遅しです。歯ぐきが健康なうちからの予防管理をお勧めします。
2️⃣むし歯予防は、赤ちゃん時代の歯の生え始めから一生続きます。一度むし歯になると、何年か後にまた治療した場所からむし歯になる事がとても多いです。ですので、むし歯を作らないことが1番大切なのです。そのためには、歯みがきだけしていればいいわけではなく、間食の摂り方や飲み物の飲み方にも気をつけなければいけません。詳しいむし歯予防のお話は、以前ブログで記載しているので、よろしければそちらも見てみてください。定期管理も大事ですよ☺️
3️⃣ブラキシズム😬は、ストレスの多い近年、自分では気付いていなくてもしている方は多いようです。気付かずに年齢を重ねていくと、次第に歯が痛くなったり、しみてきたり、歯が欠けてくる方もいます。ブラキシズムから歯を守るためにはブラキシズムがなくなることが1番ですが、なかなかなくすことは難しいと言われています。いくつかなくす方法は言われていますが、完全になくす方法はまだ確立されていません。なるべくブラキシズムを減らしながら、歯を守る目的でナイトガード(寝る時に装着するマウスピース)を作ることが多く行われています。
 人生80年、いや85年😅、なるべく多くの歯を残して、一生美味しいものを食べるために、お口の定期管理を継続しましょう🥰