人体で最も硬いのは?

みなさん!!こんにちは♪( ´▽`)

歯科衛生士の井上です!!

5月に入りましたね!!

GWどのようにお過ごしでしたか?

私は、【未来の杜せんだい2023】に行ってきました!!とってもオシャレで素敵な草花があって、プロの方の庭園や日本各地の見どころが分かる花壇があって旅行した気分にもなれ楽しかったです✨

娘も最近、チューリップ🌷が好きでチューリップを見つけるとすぐに指を指して歌うので今回たくさん咲いてたのでたくさん歌ってました🎵

私の家の庭も何も植えてないのでこれを機に草花を育てたいと思いました!!


さて、今回のテーマは【人体で最も硬いのは?】です。みなさんはどこが硬いのはどこだか分かりますか?

頭を守る脳?

それとも、人体を支えている骨?

いいえ、どちらも違います。

正解は、歯です🦷(エナメル質)

硬さを表す尺度であるモース硬度(1〜10の尺度があり、10が最も硬い)によると、

1.チョーク

2.岩塩

3.珊瑚

4.鉄

5.ガラス

6.オパール

7.エナメル質(歯)、水晶

8.エメラルド

9.ルビー

10.ダイヤモンド

になります。歯(エナメル質)は鉄やガラスよりもはるかたに硬いです。

なので、簡単に硬いせんべいやスルメなどを噛めることが出来るんです。

それだけ硬い歯が、酸に対して弱いのはなぜでしょうか?

エナメル質の構成成分は、96パーセントがリン酸カルシウムを主体とした無機質であるため、硬さはありますがその反面不規則な力に対して脆いという特徴があります。また、エナメル質の構造がハイドロキシアパタイトという化学反応しやすい結晶で出来ているため、一定の酸性度以下の状況では脱灰しやいのです。

日常の食生活においてはスクロースなどの糖が含まれている酸性の食品を摂る機会が多いため、飲食する度に口の中では脱灰と再石灰化が繰り返されています。

特に、含糖食品を摂る回数(頻度)が多いほど、また粘りの度合い(粘性)が高い含糖食品を摂るほど、唾液の緩衝能が機能しなくなり、口の中は常に酸性の状態となってしまいます。その結果、エナメル質の脱灰量が増えてむし歯になってしまうのです。

歯は人体で最も硬いんですが、繊細です。

骨は、最先端の医療だと戻ることが可能になってきていますが、歯はむし歯になったら自然に戻ることが出来ないのです。

むし歯にならないよう毎日の歯ブラシ、食生活、歯の定期検診など大切にしていきましょう。

参照📕図解でよくわかる 歯のきほん