第一次反抗期とは?

こんにちは!保育士・歯科助手の本多です!

ご入園、ご入学、おめでとうございます🎊

私の次女が4月から幼稚園に入園します。今まで託児に一緒に通っていたので近くに我が子がいないことがすごく不思議な感覚です。次女は幼稚園に行くことをとても楽しみにしているので、このまま順調に園生活を楽しんでくれたらいいなと思っています。

さて、今回は3歳頃から始まる第一次反抗期についてです。

「魔の2歳児」「悪魔の3歳児」という言葉をご存じですか?3歳になれば落ち着くかと思っていた「イヤイヤ期」にさらに拍車がかかり、今まで以上に反抗するようになってくることから、そのように例えられています。3歳は第一次反抗期が始まる年齢とも言われています。

3歳ごろは、自我が発達し、ものごとの理解力や人とのコミュニケーション能力、社会性などさまざまな力を育んでいく重要な時期です。

2歳のころは、自分の欲求をうまく言葉にできないいらだちや、やってみたいのにうまくいかないことへの葛藤が「イヤイヤ」となってあらわれていましたが、3歳児の場合、それとは少し異なることがあります。

3歳児の反抗の例◆

  • 大人のいうことが理解できたうえで反抗してくる
  • 自分の要求をしっかりと言葉にする
  • 注意をすると反対のことをする
  • 大人の言葉を真似て口答えをするようになる
  • 悪い言葉を使うことがある

これらの行動からは2歳のイヤイヤ期が「反抗期」に変わってきていることが伺えます。

なお、イヤイヤ期から反抗期に変わる時期には、個人差があります。たとえば「3歳になってイヤイヤが減ってきた」と思ったら、4歳近くになって反抗期の行動がみられるようになった、というパターンもあれば、イヤイヤ期がそのまま続いているかのように、反抗期に移っていることもあります。

保護者からすれば、イヤイヤ期の苦しみがまだ続くの?と思ってしまうかもしれませんが、これは子どもたちが順調に育っている証拠でもあります。前向きにとらえて向き合っていきましょう。

 

イヤイヤ期が続いている状態であっても、反抗期がはじまっている状態であっても、その子の大切な成長過程であると認めて、受け入れてあげる姿勢が大切です。

一見すると単なるわがままのように聞こえるかもしれませんが、子どもたちの反抗には理由があるということを認識しておきましょう!

語彙が増えたとはいえ、まだ言葉が未発達な部分もある3歳児。泣きわめいたり、叩く、物を投げるといった癇癪がみられたときには、まずその子どもの気持ちに寄り添い、受け止めてあげましょう。

「自分でやりたいのにママがやってしまったのが嫌だったんだね」「今はやりたくないんだよね」などと、気持ちを代弁してあげると、子どもは「理解しようとしてくれている」と安心します。

感情的に怒ってしまったり、理由を説明せずに「ダメ!」とだけ叱るのは避けましょう!

参照:保育のお仕事