間食について

みなさんこんにちは🌞仙台市宮城野区かさはら歯科医院歯科衛生士のもてぎです!

まもなく3月ですね!出会いと別れの季節ですね🥲私ごとですが年度末で退職します。新卒から約4年間勤務しました。異動もありましたが、たくさんの患者さんと関わることができ、いろいろと学ばせていただきました!春から環境が変わる人変わらない人もいますが、体に気をつけていきたいですね!

今回は虫歯になりやすい食品、なりにくい食品です!

ほとんどの食品には糖分が含まれています。普段何気なく食べるものにも糖分が含まれており、虫歯の原因を作ってしまいます。一方で虫歯の原因を作らない糖質もあります。

虫歯菌は糖分が好き❤️

砂糖が虫歯の大きな原因になっていることは知っている方は多いかと思います。砂糖をたべると歯垢(プラーク)の中にいる虫歯菌が砂糖を分解して酸に変えます。どんどん歯垢中のphが低下していきます。phが5.5以下つまり、酸性の状態が続くと、歯が溶けて虫歯になってしまうのです。

〜虫歯にならなそうで虫歯の原因になる食材〜

ハチミツは虫歯になりにくい!?

ハチミツには抗菌作用が含まれており、虫歯になりにくいという情報を目にしますが、ハチミツも糖分なのと、ショ糖が含まれているので頻回に摂取すると虫歯になります。

果物は体にいいから虫歯にならない!?

虫歯菌が酸を作るための原料になるのは単糖類です。単糖類にはブドウ糖、果糖がふくまれています。果物にも果糖が含まれており虫歯の原因になります。

主食のご飯やパンは?

甘くないし、しょっぱいから(菓子パン除く)虫歯にならないと思う方もいると思いますが、ご飯やパン、麺類に含まれるデンプンは多糖類と呼ばれ、虫歯菌が糖を分解し、酸をつくりだすので、虫歯になります。

〜虫歯になりやすいおやつ〜

砂糖がたくさん含まれており、ネバネバして歯にくっつきやすく、長く口に留まるものです。

あめ、キャラメル、ガム、グミ、チョコレート、クッキー、おせんべい、ジュース、ケーキ、スポーツドリンクは虫歯になりやすいです。おやつのほとんどは虫歯のリスクを高めます。

〜虫歯になりにくいおやつ〜

ナッツ、チーズ、するめ、砂糖が含まれていない甘いおやつ以外です。

〜虫歯の原因を作らない糖アルコール〜

糖アルコールは甘味料の一種です。砂糖の数百倍の甘味度を持ち合わせているのにも関わらず、虫歯菌が酸を分解できないので、虫歯の直接的な原因を作りません。

エリスリトール、マンニトール、マルチトール、キリシトール、エリスリトールなどはよく耳にする糖アルコールの一種です。

〜虫歯予防の強い味方キシリトール〜

CMなどでよく見かけるキシリトールも糖アルコールの一種で虫歯菌が糖分を分解できず、酸を作りだすことのできないものです。いくら食べても虫歯になりません。しかし、食べ過ぎるとお腹を壊してしまいます。キシリトールガムやタブレットを間食の代わりに食べることで虫歯になりにくい強い歯になります!しかし、食品の成分表示を見てみるとキシリトールの含有量より、ショ糖(虫歯菌のエサになる糖分)が多いものもあるので注意が必要です!

食材には体にはよくても歯からみると良くないものもあります。間食の選択や食生活習慣次第で虫歯になるか、ならないか大きく変わってきます!食後の歯磨きもしっかり行いましょう!