むし歯のできかた👿

皆さんこんにちは

歯科助手の小山です。

2023年もアッという間に2ヶ月たちました。

先日、コロナ後久しぶりに東京ディズニーシーへ行きました。

初ソアリンは本当に感動して、フライト後は隣の見知らぬお姉さんと感動を分かち合いました合いました。(笑)

何よりもディズニーのキャストさんのホスピタリティは有名だと思いますが、改めて自分自身で体感することで見習うべき点が多々あり

このような素晴らしい対応ができるよう研鑽を積まなければいけないなと感じました。

さて、今回はむし歯についてのお話です。

そもそもむし歯とは、口の中に住みついている細菌が食べ物や飲み物に含まれる糖質をエサ(代謝)にして作られる「酸」によって歯が溶かされ、穴が空いてしまう病気です。

むし歯は、様々な要因が重なって発生します。その要因のうち大きく関わっているのが、糖質(ショ糖)、原因菌(ミュータンス菌)、歯質(エナメル質・象牙質)です。

 

 

むし歯の進行の仕方

お口の中の原因菌(ミュータンス菌)が糖質(ショ糖)を取り込み、歯垢(プラーク)を形成します。

プラーク中の細菌が増殖しミュータンス菌が、さらに糖分をエサにして、酸をつくります。

酸によって歯質(エナメル質・象牙質)からカルシウムやリンが溶け出します(脱灰)。

むし歯が進行すると歯に穴があいた状態になります。

 

このように進行していくむし歯にはレベルがあります。

C=Caries=むし歯なのですがCの後に続く数字が大きい数字であるほど進行しているむし歯になります。

CO(初期むし歯)

歯に穴はあいていないのですが、カルシウム分が少なくつやがなくなり、白く濁って見えたり薄い茶色に見えたりします。

C1(エナメル質のむし歯)

歯の表面(エナメル質)に穴があいている状態です。症状はない場合が多いです。

C2(象牙質まで進んだむし歯)

むし歯が歯の内部に広がり象牙質まで進んだ状態です。冷たい飲食物がしみることがあります。

C3(歯髄まで進んだむし歯)

むし歯が歯髄(神経)まで進んでいる状態です。激しい痛みを感じることが多いです。放置すると神経が死んでしまい、痛みがなくなることがあります。

C4(歯根だけ残ったむし歯)

歯肉から上の部分がほとんど崩壊し、歯の根っこだけ残った状態です。神経が死んでしまい、痛みがなくなる場合があります。根の先に膿が溜まると激しい痛みが起こることがあります。歯を残すのは難しく抜歯になることが多いです。

今回はむし歯についてのお話でした。

大きなむし歯になる前に健康を維持できるよう定期健診がおススメです。

一緒に頑張りましょう!