洗口液と液体歯磨きの違い

皆さんこんにちは!

歯科衛生士の松山です。

成人のケアを行ってる中で普段使用するオーラルケアグッズについて伺う場面があるのですが、洗口液や液体歯磨きを使ってる方が多いような気がします。最近はテレビのCMなどでもたくさん取り入れられてるので自分も使ってみようかな?と思っていたところです🤔

そこで今年最後のブログのテーマはずばり、

「洗口液と液体歯磨きの違い」です❗️

液体タイプのオーラルケア商品には「洗口液」と「液体歯磨き」の2種類があり、使い方がそれぞれ異なることをご存知でしょうか?

むし歯を予防するため、お口の中をスッキリさせるためなど、洗口液を使う理由は人それぞれですが、中でも「口臭予防のために使い始めた」という方や、日常的なオーラルケア用品として取り入れる人が増えているのかもしれません。

ところで、適量をお口に含んですすぐ液体タイプのオーラルケア商品には「洗口液」と「液体歯磨き」の2種類があり、使い方がそれぞれ異なることをご存知でしょうか?それぞれの特徴と、正しい使い方をチェックしていきます!

洗口液はすすぐだけで、歯垢・口臭といった口内トラブルの原因となる食べカスやミクロの汚れ、ネバネバを洗い流してくれます。磨き残し対策のために日常の歯磨き後の仕上げとして使いましょう。また、外出先や忙しくて歯磨きができない時、お口の不快感が気になった時など、洗口液ならすすぐだけでお手軽にお口をすっきり清潔にすることができます。

使い方は、適量をお口に含んで2030秒間すすぐだけです。その後に水ですすぐ必要はありません。特に、医薬部外品の場合はすすがない方が薬用成分の効果が続きやすくなるため、そのままにしましょう。

液体歯磨きはその名のとおり、液体タイプの歯磨き剤です。チューブ入りの練り歯磨きと同様に歯ブラシを使って歯を磨く時に使用するもので、お口に含んですすいだ後にブラッシングすることで効果を得ることができます。研磨剤を含まないので歯を傷つけにくくやさしい歯磨き剤ですが、強くブラッシングしすぎると歯ブラシで歯が傷ついてしまうので気をつけましょう。

液体歯磨きは適量をお口に含んですすいだら、歯ブラシで丁寧にブラッシングします。練り歯磨きのように水ですすぐ必要はありませんが、気になる場合はすすいでも問題ありません。ただし、医薬部外品の場合は薬用成分を洗い流してしまうので、軽くすすぐ程度にしましょう。

一見するだけでは見分けづらい「洗口液」と「液体歯磨き」ですが、パッケージをチェックすると、どちらなのかがわかりやすく記載されているはずです。使用方法の欄にも、洗口液なら「すすぐだけ」、液体歯磨きなら「すすいだ後にブラッシングする」や「お口に含んでブラッシングする」といった使用方法が明記されていますので、購入の際にはパッケージの裏面もしっかりチェックしたいところです。

毎日使う「洗口液」と「液体歯磨き」は正しく使い分けることで十分な効果を得られます。大切な歯と歯ぐきを守るために、「使い方」にも気を配ってみてくださいね!

 

社会人2年目だった今年は、ドクターをはじめ、頼れる衛生士の先輩方やかわいい後輩たちに支えられながら過ごした1年だったと思います。できるようになった事も増えてとても充実していました!この現状に満足せず、来年は今年以上にできる事を増やせるように、体調に気をつけながら頑張りたいと思います🔥

 

それでは皆さん 良いお年をお迎えください🎍🐰