歯がしみる😵‍💫

こんにちは☺️歯科医師の福本です。
 今年のクリスマス🎄は、どのように過ごされましたか?土日ということもあり、時間をかけて美味しい料理🍗を作り、お家で楽しんだ方も多いのではないでしょうか?私はというと、テイクアウトをしてお家でゆっくりとクリスマスを楽しもうと思っていたのですが、街をブラブラしていたら辺りが暗くなり、外食モードに切り替わってしまい結局イタリアンを食べて帰ったのでした😅でも、ケーキだけはちょっと贅沢にお高めのケーキを買って、お家でゆっくり食べました🥰

 
さて、今回のお話ですが、歯がしみる原因と対処法についてお話ししたいと思います。


 歯がしみる時は、大きく3つの原因が考えられます。
1️⃣むし歯
2️⃣知覚過敏
3️⃣噛み合わせ

 1️⃣むし歯
 むし歯で歯に穴が開くと、冷たい物がしみてきます。初期であれば、1、2回の治療で済みますが、長く放っておくと、神経の治療になってしまうこともあります。何もしなくてもズキズキと痛んできたら、神経の近くまでむし歯が進んだサインです。ちょっとしみるくらいで歯医者さんに行きましょう。
2️⃣知覚過敏
 歯みがきの力が強いと、歯ぐきに近い部分の歯が削れてしまい、歯がしみ始めます。また、加齢や歯周病で歯ぐきが下がってくると、歯の根っこが見え始め、しみる事があります。しかも歯の根っこはとても弱いので、少しでも歯みがきの力が強いと削れてしまいます。また、歯の根っこはとてもむし歯になりやすい部分です。
 もし、知覚過敏になってしまったら、まずは歯みがきの力を歯医者さんでチェックしてもらいましょう。思っているよりも、弱い力で磨かなくてはいけない事がわかります。
治療法としては、まずは知覚過敏用の塗り薬を使います。それで治らない場合はコーディング剤、さらにひどくなるとプラスチックを詰めら治療が必要になります。。それでもしみがひどい場合は、さらに神経をとらなければいけないこともあります。
3️⃣噛み合わせ
 夜の歯ぎしりや噛みしめ、昼の歯牙接触癖(TCH)などがあると、強く当たっている歯がしみるように感じたり、痛くなったりする事があります。この場合、夜にマウスピースを使ったり、昼に歯と歯が接触するのを止めると、痛みが治る事が多いです。(上下の歯が当たるのは、1日のうちで17分くらいが正常と言われています。つまり、ほとんどの時間は歯と歯は当たっていないのです。)

 

 歯がしみるのを感じたら、なるべく早めに歯科医院を受診する事で、歯の寿命を長くする事ができます!早めの行動が大切です!