乳歯の虫歯について。

こんにちは、歯科衛生士の泉です(^^)☆

12今年も残りあとわずかですね💦12月は色々バタバタしてしまいますが、体調に気を付けて過ごしたいですね!!

さて、今回は

「乳歯が虫歯になっても、どうせ大人の歯が生えてくるんだから、気にしなくても大丈夫!!」そんな考え方をしてる方、いませんか?!それはとても危険です!!(*_*)

乳歯の虫歯を放置すると?

乳歯の虫歯は大人の虫歯と比べて進行が早いため、歯は侵食されてどんどん小さくなります。歯が小さくなると、後の歯並びにも影響してきます!!

難しい話は置いといて、ごく簡単に言いますと、歯は前に移動する性質を持っています。

歯を1本抜いたり、虫歯で小さくなったりすると、その後ろにある歯は、ジワジワと前に移動してしまうと考えてください。

そして、前に移動してしまうと、あとから永久歯が生えてくる場所がなくなり、大人の歯はガタガタになってしまいます(>_<)

乳歯の虫歯をさらに放っておくと?

虫歯が進行すると、歯の根の先に、膿(うみ)がたまることもあります。

膿がたまってしまうと、後からはえてくるはずの永久歯がはえなくなってしまったり、膿の場所を避けて、変な場所にはえてしまったりすることもあるんです(゚Д゚)

そして、歯が生えてくる時期は、歯茎が炎症を起こしやすくなっています。少しずつ歯の頭が出てくるときに、歯茎に汚れが溜まっていると、炎症の原因になります。炎症を起こしている歯茎に歯ブラシが当たると、痛みが出たり出血したりすることがあります。

痛みでさらに磨きにくくなり、虫歯の原因や炎症の悪化につながります!!

乳歯も大切にして、健康な歯ならびをめざしましょう

乳歯と永久歯は、全く別物ですが、その生えかわりには密接な関係があります!!

乳歯だからと軽視せず、しっかりと磨いて虫歯にならないようにしましょう(*^o^*)

また、もし虫歯ができてしまったら、できるだけ早く治療を受けましょう。虫歯の治療はお子さんにとってとても辛いもの💦

まずは予防目的で、定期検診を受けてみてはいかがでしょうか??

定期的にフッ素を塗ったり、シーラント(歯の溝に樹脂を埋め隙間をなくすことで歯を磨きやすくする治療)をしたり、痛くない治療を経験して、子供の頃に歯科医院に慣れておく事はとても重要ですp(^_^)q✨お子さんも、歯医者さんは痛くないと知れば、笑顔で来てくれますよ!ぜひ歯医者さんに行きましょう!