唾液検査

みさなんこんにちは
かさはら歯科医院、歯科衛生士の鈴木です🐈‍⬛
11月も終わりに近づいて、もうすぐで12月ですね。ほんとうに1ヶ月1ヶ月が早く過ぎます。かなり外も冷え込んできました。みなさんお身体には気をつけて、暖かい服装で外出し体調管理しっかり行いましょう。
本日は唾液検査についてのお話しです。

当院でも定期検診に来ていただいている患者様は受けたことがあると思います。
唾液検査ってなにするの?と思う方もいるかもしれません。

・当院が行っている唾液検査装置 シルハ で測定できる6項目

【歯の健康】に関する項目
①むし歯菌
むし歯菌がどれだけ活性化しているか、をら測っています。むし歯菌の数値が高いと口腔内がむし歯になりやすい環境になっていることがわかります。
②酸性度
唾液の酸性度が高い状態が続くと歯が溶け始め、その状態が長く続くとむし歯になってしまいます。
③緩衝能
食後に酸性に傾いたお口の中を中性に戻す力を緩衝能といいます。緩衝能が、弱いとむし歯になりやすいことが知られています。

【歯ぐきの健康】に関する項目
④白血球
歯ぐきが炎症しているときに、唾液中の白血球の数値が高くなることが知られています。
⑤タンパク質
歯ぐきから出血しているときに、タンパク質の数値が高くなります。また、お口の中に、食物が残っている時、ドライマウス傾向にあると数値が高くなります。

【口腔清潔度】に関する項目
⑥アンモニア
お口の中の細菌数が多いと、唾液中のアンモニアの数値が高くなり、口臭などの原因になることがしられています。

たったの5分でご自身のお口の中の健康を調べることができます!

むし歯のリスクを下げるためには

・正しい歯磨き習慣をみにつけましょ

・磨き残し部位、リスク部位をしりましょう

・歯と歯の間のフロスの習慣を身につけましょう

・歯間ブラシの習慣を身につけましょ

・食事回数のら見直しをしましょう

お口の中を中性に保つためには

・食後の歯磨き習慣をみにつけよう

・食事回数を決めよう(だらだら食べない)

・酸性度の高い飲食物を控えましょう

・抗菌効果を期待して、フッ素を取り入れましょう

唾液の分泌を促すには

・こまめに水分摂取をしよう(お水が良い)

・一口30回噛みでたくさん唾液をだしましょう

・夜寝る前の歯磨き習慣をみにつけましょう

(夜、寝ている時は唾液量が減るため)

お口の中を清潔に保つためにできること

・定期的に歯科医院で検診を受けましょう

・服用薬の副作用を確認しましょう

・免疫力、体力などの体の健康管理を行いましょう