歯磨き粉は何を買えばいいの?

皆さんこんにちは🎧

歯科衛生士の松山です。

先月のブログでは昭和レトロにハマっていると書きましたが、実はもう1つのマイブームがありまして。「硬質カードケースデコ」ですいわゆる推しの写真やカードを硬質カードに入れて大切に保存し、デコレーションすることで推し活グッズに変身させられるのです!少し前までは興味はなかったのですが、1度やってみたら大ハマりしてしまいました(笑)100円均一のお店で材料が揃うのでお手軽なのも魅力のひとつでした👍オタクな私はしばらくやめられないかもです😂

さてさて、趣味の話はこれくらいにして。👐🏻

今回のブログのテーマはずばり、

「歯磨き粉は何を買えばいいの?」です。

ここ最近、成人のケアを担当すると毎回「歯磨き粉って何を使えばいいの?」という質問があり、今自分が持っている知識で最大限のお答えをしていたのですが、どうも浅いような気がしていました😣自分自身の勉強も兼ねて、ほんの僅かですがよくあるお口のお悩みに向けて使用されている歯磨き粉を紹介させて下さい。

Check Up gel®︎ ミント

むし歯予防で人気が高まっているCheck Up®︎シリーズのフッ化物配合ジェルで、ミント味は15歳以上から使用可能です。

ポイント① フッ化ナトリウム 1450ppmF

現在日本で販売されているフッ素配合歯磨き粉のうち、最も高濃度なものが1450ppm配合の商品。日本では1500ppmを超える商品は販売できないので、その数値を超えないよう設定されています。つまりこのミント味のジェルは非常に高濃度でむし歯予防に最適というわけです!

ポイント② 殺菌成分CPC配合

→CPCとは、塩化セチルピリジニウムのことで殺菌作用があります。むし歯菌、歯周病菌等さまざまな幅広く殺菌作用を示し、その化学構造から唾液などに含まれるタンパク質に結合してお口の中に長く留まりやすい性質を持っています。つまり長時間の殺菌効果が期待できるのです!

他にも薬用成分が配合されているジェルはたくさんありますが、けっこう高価なものが多いです☹️しかしこのCheck Up gel®︎ミントは¥630(税抜)なので、むし歯も歯周病も予防したいけどどうすればいいの?という方はまずこれを使ってみてはいかがでしょうか。

ミント味というだけあって、塗った後はかなりの爽快感を得られますよ♪

Systema センシティブ®︎

こちらもフッ化ナトリウム1450ppmF配合!知覚過敏用の歯磨き粉です。

 

ポイント① 即効性・持続性の2つの薬用成分

歯の神経の興奮を鎮めて痛みの伝達を抑える硝酸カリウム(即効性)と、痛みの伝達経路を封鎖する乳酸アルミニウム(持続性)という2つの成分が配合されています。ダブルブロックすることで知覚過敏の症状を抑えられる仕組みです。

ポイント② 知覚過敏と併用が多い歯周病も予防

バイオフィルムの中まで浸透・殺菌作用があるIPMP(イソプロピルメチルフェノール)、歯ぐきの炎症や出血を予防するトラネキサム酸が配合されているので、知覚過敏だけでなく歯周病予防にも効果的なのです。

 

これらは当院でも販売しておりますので、ご興味がある方は歯科衛生士、または受付スタッフにお申し付け下さい☝️

歯磨き粉の種類はたくさんあります。何に重点を置くかによって選び方も変わってきます。もしお悩みの方がいらっしゃれば、治療時でもメンテナンス時でも構いませんので近くの歯科衛生士に遠慮なくお聞き下さい☺︎