むし歯とは

こんにちは!歯科衛生士の西田です🐥

ここ最近は寒さが強まり本格的に冬の訪れを感じますね⛄️
気づいたらもうすぐで1年が終わるという事実に衝撃を受けています…
この1年あっという間でしたが、色々なことがありました。個人的にはしっかりと趣味の推し活を充実させる事が出来たので満足な1年です🧤

さてさて今回のテーマは
『むし歯』です!
むし歯を知らないという人はいないと思いますが、その詳細や原因は知っていますか?
今回はむし歯についてお話していきます!

①むし歯とは
むし歯の原因となる細菌(ミュータンス菌など)が作る酸により、歯が溶かされてしまう病気です。
むし歯は進行するにつれ呼び方が変わっていきます。
CO▶︎ むし歯の原因菌が作り出す酸によって歯が溶かされ始めた段階です。再石灰化により元の状態に戻る可能性があります。
C1▶︎ むし歯がエナメル質にとどまり、象牙質に達していない段階です。エナメル質には神経がないため通常痛みはありません。
この段階では、患者さんのむし歯のリスクにより、経過観察するか、むし歯の部分のみを削って詰め物をするような比較的簡単な治療で終わります。
C2▶︎ むし歯が進行して象牙質に達した状態です。この段階では歯髄(神経)には達していませんが、象牙質からは歯髄に刺激が伝えられるため、冷たいものがしみたり、痛みが出たりすることもあります。
治療は、むし歯の部分を削って直接詰め物をするか型取りをして部分的な詰め物を行います。
C3▶︎ むし歯が歯髄(神経)に達した状態で、強い痛みが生じ、冷たいもの・場合によっては熱いものがしみてきます。歯髄(神経)が感染しているため、神経を取り、根管治療が必要になることがほとんどです。
C4▶︎ むし歯がさらに進行し、歯の頭の部分がなくなり、根っこだけになった状態です。この状態では神経は死んでいて痛みを感じなくなっていることがほとんどです。
歯が保存できる場合は根管治療を行うこともあります。しかし、残っている歯の量が少なく、歯を残すことが困難な場合は、抜歯が必要になります。

②むし歯の原因
むし歯が生じる直接の原因はプラーク(歯垢)の中に含まれている細菌(ミュータンス菌等)です。しかし、むし歯はプラークだけでなく、様々な要因から成り立つと言われています。
・清掃不良
・飲食回数や時間の多さ
・細菌数、細菌活性化度
・唾液分泌の少なさ、唾液の持つ緩衝能の弱さ
等です。


人によってどの原因が1番その人のむし歯のリスクを上げてるかは異なります。
飲食回数等自身で気をつけられるところは意識し、個性としての歯の弱さに関してはフッ素塗布などでカバーするなどして、そのリスクに合わせたむし歯予防をしていきましょう🦷

ここまで読んでくださりありがとうございました!