妊娠中のお口の中ついて🤰🦷

みなさん、こんにちは!歯科助手の岡崎です🐰♪

11月も終わり、今年もラスト1ヶ月となりましたね!本当に時間が過ぎるのは、早いなぁとしみじみ感じています😌入社してから、もう半年以上経っているなんて…と驚いています(笑) 歯科助手として更に成長できるように、これからも学び続けていこうと思います😊✨

今回は、妊娠中のお口の中についてのお話です🤰🦷

妊娠中は、「歯ぐきが痛い」「つわりで毎日の歯磨きが辛い」「口臭が気になってきた」などお口の中のトラブルで悩まされている方も多いと思います😥

 

🦷妊娠中のお口の中でトラブルが起きる原因😈

①女性ホルモンの増加

妊娠中は、エストロゲンという女性ホルモンの分泌が増加するため、歯周病原細菌が急増します。これにより、妊娠性エプーリスという歯と歯の間が赤く腫れ、出血や痛みが出る腫れものができることがあります。妊娠性エプーリスは、妊娠初期か中期にかけて発症し、産後は女性ホルモンが安定してくるため、自然消滅する場合がほとんどです。また、歯周病や歯周炎に罹っている妊婦さんは、早産や低体重児出産のリスクが高まると言われています。

 

②唾液の変化

妊娠中はお口の中が乾きやすく、唾液が濃くなりネバネバとした唾液に変化するため、歯垢が溜まりやすく、歯周病や口臭、むし歯の原因となります。

 

③つわりの影響

つわりがあるため、歯ブラシが難しい日々が続いたり、度重なる嘔吐での胃酸などで歯が溶けてしまい、歯の表面がざらついてしまいます。同時にしみるなどの症状が出てしまい、酸蝕症にもつながります。

 

このような妊娠中のお口の中のトラブルの1番の対策は、歯科医院での健診や治療を受診することです。つわりや体調が優れず受診することが難しい場合は、妊娠中期(16~27週)の安定期に入られた頃に受診するのが良いでしょう🦷

 

🌟妊娠中のお口のケア🪥

①歯ブラシの種類、歯磨き粉

妊娠初期はつわりがひどく、歯ブラシを口にするのも困難だと思います。歯磨きを無理して行うのではなく、体調が優れているときに行いましょう✨また、ヘッドが小さめのブラシを使用するか、子供用の歯ブラシを使用しても良いかもしれません。匂いが強いものを避けたり、歯磨き粉を使用しない、もしくは少量使用すると気持ち悪さが少なくなります。歯ブラシを入れられない時は、食後にうがいをすると良いでしょう🦷

②磨き方

つわりなどの影響で、どうしても奥歯が磨けなかったりすると思います。歯ブラシは舌に当てず歯に添わせるように入れて、小刻みに優しく動かしましょう🪥この時、下を向き前かがみになって磨くことで、より楽に磨けます✨

 

🌟定期的にメンテナンスを受診し、早めにお口の中を清潔に保っていきましょう🦷