日常的なかみしめについて

こんにちは!歯科衛生士の田中です!

 

9月もあっという間に終わり、10月がやってきますね!巷では、ハロウィンの季節となっているようです👻🎃🕸

 

ハロウィンとは元々…

古代ケルト人が行っていたもので、古代ケルトの暦では、11月1日が新年とされ、大晦日にあたる10月31日の夜に先祖の霊が戻ってくると信じられていました。しかし、悪霊も一緒にやって来て、作物に悪い影響を与えたり、子どもをさらったり、現世の人間たちに悪いことをするといわれています。そこで人々は、身を守るために仮面や仮装をして仲間に見せかけたり、魔除けの焚き火を行ったりしたといわれています☝️

 

私たちは、仮装などしていて楽しいイメージが多いですが実は魔除的な意味の行事だったようですね…🤔

 

皆さんは今年何を予定しているのでしょう?お時間があればお話したいですね🎃

 

そして年末も近くなりお仕事が忙しくなる方も多いのではないでしょうか?

 

そんな中皆さんに気をつけて頂きたいのは

日常のかみしめです!

 

集中すると無意識のうちにしやすい癖で、歯と顎の関節や筋肉に大きな負担をかけてしまいます💦

 また強い力でなく上下の歯が接触する程度の弱い力でも、接触時間が長ければ大きな負担になりえます。

基本的に何もしていない時は上と下の歯の間に1~3㎜の隙間があり、 上と下の歯が接触するのは、物をかむ時と飲み込む時だけと言われています。

その時以外に上下の歯を接触させてしまう癖を、歯列接触癖と言います。

 

歯列接触癖があるとどうなの?

 

顎関節症や歯及び歯周組織の病気(知覚過敏、歯の破折、歯周病など)につながる可能性があります。

パソコンやスマホの使用時、テレビを観ている時などのように何かに集中している時に起こりやすく、他にストレスや緊張なども原因であると考えられています。 無意識にやってしまう事なので、自分で自覚することは難しいと思われます。

改善策はあるの?

 

最も効果的な方法は、唇を閉じて歯を離す事を意識することです。唇を閉じて、上下の歯を離し、顔の筋肉の力を抜くことを意識的に行い、何度も練習することが大切だといわれています。

 

どの年齢の方でも、リスクがあるものです!

今1度ご自身にそのような癖がないか確認することも大切ですね!

意志的に起こっていることではないので、まずは気づくことが改善への近道ですね!

歯科医院では、歯に過剰な負担がかかっていないかということも確認することが出来ます。

長く使う歯なので、1度検診等で現状を把握しておくことも大切ですね!🦷