みなさんこんにちは♪
かさはら歯科医院の歯科衛生士の横澤です🎐꙳⋆
暑い日々か続いていますね…
みなさん、夏らしいことはしましたか??
私は先日、岩手から遊びに来てくれた友達とかき氷を食べに行ってきました🍧
宇治金時みるくのかき氷…初めて食べました!中にはわらび餅が入っており、あんこも程よい甘さでとても美味しかったです♪
ただ、暑さですぐに溶けだしてしまうので、写真を撮るのは程よいタイミングでやめて、早く食べることをおすすめします笑(写真に夢中になり、結局半分くらい溶けてしまいました…😭)
さて、今回は、あまり知られてない『乳歯の特徴について』お話しさせてください。
みなさんは、永久歯、乳歯とは何かご存知ですか?
乳歯は生え変わる前の、初めに生えてくる歯で、『脱落歯』とも呼ばれます。
上顎に10本、下顎に10本の計20本あり、おおよそ生後6〜8ヶ月頃に生え始め、2歳〜3歳で乳歯は生え揃います。
その後6〜12歳の間に乳歯は抜け、この時に新たに生えてくるのが『永久歯』です。永久歯は、その後は、一生、生え変わらず、使っていく歯です。
上顎に16本、下顎に16本の計32本あります。しかしながら、前回お話させて頂いたように、『親知らず』がいまの世代は生まれつき生えてこない、そもそも埋まってもない人も多くいるので、最近は一般的に28本という認識の方が濃厚かと思います。
(前回のブログ記事『親知らずについて🦷』も是非、ご覧下さい)
ではそれぞれの歯はどう違うのでしょうか?
違いを挙げていくと、
『色』:永久歯は帯黄白色、乳歯は青白色or乳白色
『硬さ』:乳歯のエナメル質は永久歯に比べ約1/2の薄さ
『石灰化』(歯が溶けだした時、元の硬い状態に戻る能力):乳歯の石灰化は永久歯より低い
『歯髄』(歯の神経):乳歯は外形に対し、歯髄腔の割合が永久歯よりも大きい
『隣の歯との接触面積』:乳歯は面接触、永久歯は点接触
このような違いの例があります。
様々な違いがありますが、このような違いから『乳歯の虫歯』についての怖さがわかります。乳歯の虫歯の特徴をご説明します。
①歯と歯の間にできやすい
乳臼歯は隣の歯と面接触のため、虫歯が隣の歯にもすぐ進行しやすく、気づきにくい。
②乳歯の虫歯は黒ではなく白いことが多い
乳歯の虫歯は(とくに初期)白いことが多く、進行に気づきにくい。
③痛みが出にくいので虫歯の進行に気づきにくい
痛みの感覚が未発達のため、気づきにくい
④乳歯はエナメル質が薄く、虫歯が進行しやすい
乳歯のエナメル質は永久歯の1/2とうすく、結晶も脆く小さい為、進行しやすい
⑤乳歯は虫歯になると神経まですぐ進行する
乳歯のエナメル質・象牙質ともに永久歯より薄く、歯髄腔が大きい為、すぐに神経に達してしまう
みなさんのお子さんは歯医者にかかられますか?乳歯の虫歯は大人の虫歯に比べ、気づきにくく、進行も早いことが多いです。
お子さんのお口の健康を守るためにも、ぜひ一度、かさはら歯科医院へお越しください。