みなさんこんにちは!!歯科衛生士の井上です!!
復帰して約1ヶ月。
娘と電車通勤してまして1日も休まず2人で頑張っております。(下の画像は通勤中のひとコマです)
さて、今回のブログのテーマは『歯磨きはじめの一歩』です。
コロナ禍での妊娠・出産で母親(両親)学級がない場合、中止になった場合があると思いますので参考にして頂ければと思います。
6月4日は虫歯予防の日で、6月4日(土)〜10日(金)は歯と口の健康週間です。
先日、政府が『国民皆歯科検診』の導入が検討してるように歯と健康の関係が重要視されてます。
歯の寿命を延ばし生涯自分の歯で美味しく食べるためには歯科疾患の予防と早期発見・早期治療が大切です。
子供のうちから予防しておきましょう。
生後6ヶ月頃になると一般的に下の前歯が生えてきます。(うちの娘は、生後9ヶ月頃でした。個人差があります。)生えたばかりの歯は未完成の状態で唾液中からカルシウムやリンなどのミネラルをとり込んで、歯の表面のエナメル質が時間を掛けてかたくなっていきます。また歯根も徐々にに育ち、しっかりした歯に成長していきます。
永久歯に比べて乳歯が歯の表面のエナメル質が薄くて弱く、虫歯が進行しやすいのが特徴です。この時期、虫歯から歯を守るためにも将来、歯磨きな好きな子供にするために歯が生え始め、何でも柔軟に受け入れる時期に歯磨きの習慣をつけましょう。
●子供の歯磨きについて
まず、歯磨きはじめの一歩は手のひらでほっぺたをさわったり、人差し指のはらで唇をさわったりすることで口にさわられることに慣れさせます。また、日頃から子供の口の中を見る習慣をつけることも大切です。
慣れてきて、乳歯が一本でも生えてきたら歯磨き始めていきましょう。
自分磨き→子供専用の歯ブラシを自分で持たせてカミカミすることで、歯ブラシの感触に慣れさせます。
(のど突き防止仕様の物を選択して下さい)
仕上げ磨き→ブラシの柄が長く、毛足が短く、毛が密着、毛先がなめらかに処理してある、毛のかたさはやわらかめの物を選んで下さい。
●歯磨きの姿勢
抱っこ磨き→抱っこして、保護者側の子供の手を保護者の脇の下に挟みます。
寝かせ磨き→寝かせながら、しっかりお口を見てあげて下さい。
●ブラシの注意点
上唇裏にあるひものような組織(上唇小帯)に歯ブラシが当たると痛いので歯ブラシの反対側の人差し指で上唇をおさえるようにしてガードしながら磨きましょう。
●フッ素について
フッ素を使うとエナメル質が強くなり、虫歯菌の出す酸に負けにくい丈夫な歯になります。
うがい出来ない子供向けにフッ素スプレーやベビー専用のフッ素入りジェル状歯磨き剤があります。
実際、かさはら歯科医院で定期的なフッ素塗布をしてます。歯科医師・衛生士からのアドバイスもしてますので気になる方は連絡お待ちしております。