牛乳って、むし歯になるの?

こんにちは、歯科医師の福本です。

先日、別府温泉のホテルの宿泊券が当たり、一泊で大分に行ってきました😊

みなさんは、星野リゾート界シリーズのホテルをご存知でしょうか?サービスが素晴らしく、食事も美味しいため、私のお気に入りのホテルです。その界シリーズのホテルの一つである、界別府に泊まってきました!

ホテルの窓から見える景色が、ザ・海〜という感じで、ゆったりとしてとても心地よい時間を過ごすことができました。みなさんにも、素敵な景色をお裾分けします!


 最近は、暖かかったり寒かったりで気温差が大きく、体調を崩しがちな方も多いのではないでしょうか?
 そんな時は、たくさん栄養をとって、たくさん寝ましょうね😊

 さて、今回は『牛乳🥛』についてのお話です。

 牛乳は、カルシウムがたくさん入っているため背が伸びる!と言われ、小さい頃は母に「たくさん飲みなさい」と言われていた記憶があります。 

 歯科医院に来られる子どもたちの中にも、牛乳が好きでいつも飲んでいるという声も聞かれます。

 しかし、実は飲み方を間違えると、牛乳でも脂質の摂りすぎや、むし歯になってしまう事をご存知ですか?
 牛乳には、乳脂肪が入っているので、大人も子どもも飲み過ぎは体に良くないのです。さらに、間食での飲み過ぎにより食事量が減ってしまい、肝心な食事からの栄養が摂りにくくなってしまうこともあります。


 また、牛乳に砂糖は入っていませんが、乳糖という糖分が入っているので、ちょくちょく飲んでいると、むし歯ができてしまうこともあります。
 実際、牛乳が好きで、喉が渇くたびに牛乳🥛で喉を潤していた児には、むし歯が増えている児が多かったです。
 また、寝る前の『ホットミルク』も要注意です。寝る前の『ホットミルク』は、リラックス効果があるため良い睡眠に繋がると言われ、寝る前に常飲している方もいらっしゃるようです。しかし、寝ている間は唾液が少なくなるので、寝る前に飲んだミルクは口の中に長ーく停滞するため、口の中はむし歯を作りやすい環境になります。

 牛乳は、ご飯かおやつの時に飲むことをおすすめします。
 牛乳に限らず、ジュースなどの糖分の入った飲み物や酸性の飲み物は、ちょこちょこ飲んでしまうと、むし歯リスクが高くなります。
 喉が渇いた時に飲むものは、水かお茶類、あるいは無糖紅茶や無糖コーヒーにすると、むし歯を予防できます。

 これからだんだん暑くなり、水分補給の機会が増えてきます。むし歯にならないような飲み物を選ぶことを心がけてくださいね。