鼻呼吸でウィルス感染を予防?!part2

こんにちは😃歯科医師の福本です。 

 もうすぐ、ひなまつりですね☺️毎年、お雛様🎎を飾るまでになかなか重い腰が上がらないのですが、飾ってみると部屋の中の雰囲気がやわらかくなり、QOLがとても高くなるのを実感します。おうちにいる時間が長くなった今、みなさんも、ちょっとした季節のものを取り入れて、気分を揚げてみませんか?春のお花を一輪🌷、コップに挿すだけでも違いますよ。

 さて、本題に入りますが、前回はウィルス感染の予防に有効な
『鼻呼吸👃🏻』のメリットについて、お話しさせていただきました。

 今回は、その『鼻呼吸👃🏻』になるためのコツについてお話しします。

コツは、とても簡単です。
1️⃣まずは、鼻炎🤧がある人は治療!
2️⃣安静時には、口を閉じる😕ことを意識する
3️⃣安静時の舌の位置は、上顎(口蓋)につける

それぞれについて、説明します。

1️⃣まずは、鼻炎🤧がある人は治療!
 当然のことながら、鼻が詰まっていては、鼻呼吸はできません。お医者さん🏥で鼻づまりを治療して、少しでも鼻呼吸をしやすくしましょう。

2️⃣安静時には、口を閉じる😕ことを意識する
 口呼吸👄の人は、安静時に口を開けている😧事が多いです。口を開けていると、無意識に口呼吸をしてしまいます。常に、口を閉じる😐ことを意識しましょう。また、口呼吸の人は、唇の筋肉が弱いことが多いです。唇の筋トレするのも効果的です。

3️⃣安静時の舌の位置は、上顎(口蓋)につける
 口呼吸👄の人は、安静時の舌の位置か、下の前歯の裏あたりにある事が多いです。安静時の舌の位置は、上顎(口蓋)に軽く触れているのが正しい位置です。この時、舌の先は上の前歯の裏側の少し後ろに位置しています。この位置に舌があると、物理的に鼻呼吸しかできません。
 こまめに舌の位置を意識することで、自然と正しい位置に置く事ができるようになります。
 朝起きた時に、口が乾燥してカラカラな人は、舌の位置を正しくすると、朝の口の乾燥が改善する可能性は高いです。

参考までに、唇と舌の筋トレを一つ紹介します。
簡単な方法として、『あいうべ体操』があります。『あ😲』『い😬』『う😚』を1秒ずつ思いっきり口を動かして発音します。その後、『べ😛』を1秒舌をできるだけ出して発音します。合計4秒を1セットとして、1日30セットを目標に行います。数回に分けて行ってみてもいいですね。

1️⃣2️⃣3️⃣の一つ一つはとても簡単そうに思えますが、習慣化するには、何度も意識することが必要です。無意識に閉口や舌の正しい位置ができるようになれば、『鼻呼吸👃🏻』も無意識にできるようになります。根気強く続ける事が大切です!

『鼻呼吸👃🏻』をすることで起こる様々なメリット
1️⃣感染症にかかりにくくなる
2️⃣口臭予防
3️⃣むし歯、歯周病予防
4️⃣いびきをかきにくくなる
5️⃣口角が上がる
6️⃣歯並びがよくなる
のために、みなさんも『鼻呼吸👃🏻』を意識してみませんか?