AEDの使い方について②

こんにちは😊保育士・歯科助手の渡邊です。

今回のブログは、前回11月のAEDの使い方についてpart2を書いていきたいと思います。

🔵心肺蘇生法とAEDの手順

子どもの意識がない、呼吸がないときには

落ち着いて正しい手順で救命処置を行うことが大事。

AEDだけではなく、心肺蘇生を行うことが重要です。

<もしも倒れている人を見つけたら?>

(1)周囲の安全確認を行う

自らの傷病者の二次的な危険を取り除くため、安全な場所に移動します。

(2)意識を確認する

軽く肩を叩いて声をかけ、反応を確かめます。

次第に強く叩いて大きな声で呼びかけて意識の確認をして下さい。

(3)119番に電話し、AEDを準備する

一刻も早い救助のため、近くの人にも協力を求めましょう。

「誰かー」ではなく、服装や特徴と一緒に「あなた!」と指示して119番通報やAEDの搬送を要請することが重要です。

(4)呼吸を確認する

胸と胸部の動きを見て呼吸の有無を確認します。

顔を見て判断すると、死戦期呼吸(口元は動いているが息を吸っていない状態)を呼吸していると勘違いしてしまうことがあるので注意して下さい。

(5)「心肺蘇生法」を開始する

1分間に100回のテンポで30回、絶え間なく胸骨圧迫を行います。

大人の場合は両手で胸部を少なくとも5cm沈む強さで圧迫しますが

子どもの場合は両手または片手で胸の厚さの1/3程度沈む強さで圧迫します。

乳児の場合は、指2本で圧迫を行います。

その後できる場合は、あごを上向かせて気道を確保し、

倒れている人の鼻をつまんで口から息を2回ゆっくりと吹き込みます。

「胸骨圧迫30回、人工呼吸2回」のサイクルを

AEDが到着するまで繰り返します。

人工呼吸をためらう場合やできない場合は、胸骨圧迫のみ行います。

胸部圧迫だけでも効果があります。

(6)AEDを使用する

ふたを開けて電源を入れたら、音声ガイダンスの説明に従います。

基本的には、

「電極パッドを胸部の肌に貼る電気ショックのボタンを押す」だけです。

電気ショックが必要かどうかは、AEDが心電図を解析し、電気ショックが必要なときだけ電流が流れますので心配ありません。

(7)救急車が到着するまで胸骨圧迫と人工呼吸を続ける

電極パッドは貼ったまま、「胸骨圧迫30回、人工呼吸2回」のサイクルを、絶え間なく行ってください。

心肺蘇生法やAEDの使い方に不安がある方は、消防署や病院などで実施している救命講習を受けてみましょう。

マンションや町内会などで依頼すると、出張講習会を行ってくれる場合もあるようです。

実際にAEDを起動させて使い方を練習したわけではないですが、手順や方法を学ぶことで心持ちが違ってくると思います。

咄嗟の時に迷わず動けるように、定期的に使い方を復習していこうと思います。

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12月に入り、すっかり気温もさがり、冬到来ですね☃️

寒い季節は、窓を開けて換気することを忘れてしまいがちです。

空気がこもって頭がぼーっとしたり、風邪のウイルスが増えやすくなります。

1時間に1度は新鮮な空気に入れ替えましょう😊