みなさんこんにちは。
歯科衛生士の横澤です🦷
あっという間に秋は過ぎ、寒さの厳しい時期となってきました🍂彡
みなさんは紅葉を見に行かれましたか?
私は、先日秋保巡りをしたのですが、一足出遅れており、木の葉も枯れ落ち寒々と立ち並んでいる状態でした。
秋保は風もあり、体感温度は寒かったですが、訪れたカフェの素敵な雰囲気や、友達との久しぶりの再開で心は温まりました*ˊᵕˋ*
みなさんも季節の変わり目ですのでお身体には気をつけてお過ごしください!
さて本題に入ります。
今回は『電動歯ブラシ』についてのお話です。
最近私の患者さんは、電動歯ブラシを使っている方が増えてきました。
『時間短縮になる』『磨けてる感じがする』
とのお話を聞くことが多いですが、正しい使い方や、メリット・デメリットを知らないとそこには大きな落とし穴があると私は思います。
●電動歯ブラシのメリット
・時間短縮になる
・手であまり動かさなくていいので楽
・手指機能が低下している方でも使用しやすい
・電動歯ブラシではそれに細かな振動が加わることによって、より深い部分も清掃できる
・製品によっては、イオン効果があるもの、舌苔除去効果、歯茎のマッサージ効果など多機能がある
●電動歯ブラシのデメリット
・比較的高価
・充電や電池交換が必要
・歯茎を傷つける
・歯が傷つく、すり減る、しみてくる
・重いため、長時間使用すると手が疲れる
・グリップが大きく、角度や持ち方を変えて当てづらい
・ブラシ先端の種類が豊富ではない
この他にも、電動歯ブラシについては様々な意見があります。善し悪しを決めるのはなかなか難しいお話です。
ただ、私の患者さんの中には、
『ダラダラと無意識に長時間磨いて、最近歯がしみてきた』
『電動歯ブラシを使っているのに磨き残しが多く、正しい使い方ができてない』
などという患者さんも中にはいらっしゃったので、電動歯ブラシをお使いの方は、改めてご自身の電動歯ブラシの使い方についても振り返っていただきたいと思いました。
また、本当に電動歯ブラシの方が自分に合ってるのか、考え直して頂くきっかけになればと思います。
私が最近、患者さんにオススメしてるのは、時間の無いタイミングでは電動歯ブラシを使っていただき、時間のかけれるタイミングでは、手用の歯ブラシで丁寧に磨くといった使い分けです。
また、『お子さんに電動歯ブラシを使わせていいか?』というご質問をよく受けますが、私は"お勧めしません"といいます。
大人でも取り扱うのが難しい電動歯ブラシを、握力もあまりない子供が正しく使えるとは思えませんし、歯ブラシを持って自分の手を動かして磨くという、歯みがきの基本のテクニックをまず子供のうちに身につけておくべきものだと私は考えています。
その他、歯磨きについてご不明な点がありましたら、私たち歯科衛生士にお気軽にお尋ねください。