口臭の原因について

こんにちは、かさはら歯科医院の歯科衛生士、和田です。

梅雨明けと同時に急に暑くなりましたね。
皆さんも体調を崩さないようにご自愛下さい。

以前にも増して、口臭を気にされる方が増えてきているように感じます。
マスクを着用する時間が増えて、ご自分の呼気を感じる機会が多くなるからかも知れません。

口臭には、大まかに言うと3つの原因があります。

1. お口の汚れによる臭い
プラーク(歯垢)や舌苔(舌の白い汚れ)に含まれる細菌が臭いを発する場合

2. 歯周病による臭い
特に進行した歯周病だと、歯周病の原因菌が発する独特の臭いや膿の臭いが原因となる場合

3. 内科的な原因による臭い
胃腸の調子が悪いなど、消化器官からの臭いが呼気に出てくる場合

これらの原因を、唾液の減少や口の中の乾燥がより悪化させてしまうことも考えられます。
ご年配の方や、口を開けたままになりやすい方は特にご注意です。

いずれも清涼感の強い歯磨き粉や洗口液、ミント味などのガムやタブレットなどでは一時凌ぎになってしまい、根本的な解決にはなりません。
もし「自分の口臭がきついかも?」と心配な時には歯医者でも相談して、原因に応じた対策をすることをお勧めします。

ちなみに、実は「気にし過ぎであって、実際はそれほどの口臭はない」という方も、結構いらっしゃいます。
生理的にある程度の口臭はあっても当たり前なので、しっかり対策をした上で、必要以上に気に病み過ぎないようにしましょう。

ところで、暑くなって急に元気になったのは私の家の植物です。
5月に種を蒔いた百日草が、ほとんど梅雨明けと同時に咲き始めました。
他の花よりも暑さに強いとは聞いていたので、気温の上昇は心配していません。
ただ、初めて百日草を育てたのでどれくらい大きくなるか分からず、小さい苗だった時に株間を詰めて植えてしまいました。
元気が良すぎてどんどん草丈が伸び、そして脇芽が増えて幅も広がっていきます。
…結果、かなり密です…。

育てている品種が暑さには強くてもうどん粉病に弱いらしいので、葉が混み合っていると病気の心配があります。
ただ、百日草は根が傷付くと弱りやすいそうで植え替えには向かないようです。
苦肉の策ですが混み合ったり傷んできた下葉を、定期的に漉きながら風通しを良くしています。
ちょっと手の掛かる子の方が可愛い、ということにしましょう…。(笑)