治療しても、またむし歯ができてしまうあなたへ〜Part 3〜

 こんにちは。歯科医師の福本です。毎日、暑い日☀️が続きますが、いかがお過ごしですか?
 Part2では、これ以上むし歯を増やさないためのコツ1️⃣〜3️⃣のうち
  2️⃣間食習慣を見直す。
についてお話ししました。

概要をおさらいすると、
⭐️『ちょこちょこ食べをしていませんか?』
対策👩🏻‍⚕️1日3食➕間食は1回に!

⭐️『毎日、少しでも糖分が入ったものを何かしら飲んでいませんか?』
 対策👩🏻‍⚕️毎日飲むものは、糖分が入っていないものを選ぶ!

という、2点についてでした。
 
 今回は、《具体的な間食の選び方🍰》について詳しくお話しします。
 ここでいう間食とは、食べ物だけではなく糖分の入った飲み物🧃も含まれます。

 まずは、食べ物🍰の選び方からです。
 下の図で左にあるものほど、むし歯になりやすいもの、右にあるものほど、むし歯になりにくいものです。

むし歯になりやすい食べ物は、糖分を含み、口の中にある時間が長かったり、歯にくっつきやすいものです。最もむし歯になりやすい代表的なものは、アメ🍬やキャラメル、ガム系です。これらは、一粒口に入れたら長い時間口の中にあり、しかも歯にくっつきやすいですね。また、気軽に口に入れられるため、ちょこちょこ食べにつながりやすいです。特に、子どもさんでは、かなりの確率でむし歯をつくってしまいます。👩🏻‍⚕️1番のコツは、買い置きをしないことですね。
 ちなみに、私はむし歯恐怖症😅(これ以上、むし歯になりたくない気持ちが強く、むし歯になることが怖くなってます)なので、アメ🍬はほとんど食べなくなりました。たま〜に食べると、やはり美味しいので、幸せな気持ちにはなりますが、恐怖心の方が勝つので、自分から買って食べる事はなくなりました。
 一方、むし歯になりにくい食べ物は、糖分が少なく、口の中に停滞する時間が短く、歯にくっつきにくいものです。例えば、果物🍌やチーズ🧀、ヨーグルト、おせんべい🍘などです。間食に選ぶものは、先程の図を思い出して、なるべくむし歯になりにくいものを選ぶといいですね。
 ちなみに、間食といえば【お菓子】と思いがちですが、小さいお子さんでは考え方が違ってきます。小さいお子さんはまだ胃が小さいので、1日3食では栄養が足りないことが多いため、【間の食事】いわゆる間食として考えます。そのため、おむすび🍙や果物🍓、ヨーグルトなどが理想的です。
 今回は、むし歯にならないための、おやつの選び方についてお話しました。むし歯が多い人は、おやつのとり方や選ぶ食べ物・飲み物に何らかの問題がある人が殆どです。ご自分のおやつを見直してみましょう!
次回は、飲み物の選び方について、お話しますね。