皆さんこんにちは♪
かさはら歯科医院、歯科衛生士の横澤です。
最近は、暑い日々が続いていますね。
梅雨入りはそろそろなのか、全く気配がありませんね
私は結構天気に左右されてしまう人で、雨だと気分が少し下がってしまいます…
雨の日でも気分を上げるために、可愛い傘を買ってみました。これで梅雨も乗り切りたいです!
さて今回は、“インプラントについて“お話ししようと思います。
まず、インプラントとは、何らかの原因で失ってしまった歯の代わりに人工の歯を作る治療です
そもそも、歯が失われるとどんな影響があるか考えてみましょう。
ーーーーーー歯が失われる事による悪影響ーーーー
・食事が美味しくなくなる
味は噛む事で引き出されるため、噛めないとすぐ飲み込んでしまい、食事が楽しめません。
・顔の輪郭が変わり表情が老けて見える
噛めなくなると筋肉が衰え、顔の輪郭に影響を及ぼします。
・認知症を進行させる
噛めなくなると大脳の動きが減退し、認知症などの老化が進行しやすくなります。
・頭痛や肩こりが起こりやすくなる
歯を失うと噛み合わせが悪くなり肩や首につながる筋肉が衰え、頭痛、肩こりの原因に。
・コミニケーションに悪い影響を与える
歯並びが悪くなり、口ものが気になって、自然な笑顔が作れず、対人関係に影響が出る事があります。
歯を失うと他にも全身的な様々な影響を及ぼすと言われています。
では次に、インプラント治療の流れをご説明します。(⚠︎患者さんによって流れが変わることもあります)
ーーーーーーインプラント治療の流れーーーーーー
①カウンセリング
患者さんのお悩みを歯科医師や技工士、アシスタント、歯科衛生士と共有します。
②CT撮影・精密検査
患者さんの顎の骨の状態などを調べます。
③初期治療、治療計画の説明
①②を踏まえて、治療計画を立てて患者さんにフィードバックします。
④インプラントの手術
顎の骨に穴を開けます。その穴にインプラントを埋め込みます。
⑤インプラントの経過をみる
埋め込んだインプラントの状態を確認します。
⑥定期検診・メンテナンス
インプラントを丈夫に長持ちさせるために定期検診に通っていただきます。
特に、患者さんに重視して欲しいのは、インプラント手術後の定期検診、メンテナンスです。
インプラントは人工物であるため、歯磨きをしなくても虫歯になることはありません。
しかし、天然の歯よりも細菌感染に弱く、特に歯周病菌を原因菌とする「インプラント周囲炎(インプラント周囲粘膜炎)」に罹患してしまうと、最悪のケースではインプラントが脱落してしまいます。
なお、天然の歯の歯周病よりも自覚症状が出にくく、また初期の段階では見た目も変わらないという、厄介な特徴を持っています。
ご自身の日々の歯ブラシで、全ての歯垢や歯石を落としきることは難しいため、定期的に歯科医院を受診し、口腔内の清掃をしてもらうことで、インプラント周囲炎などの予防に繋がります。
インプラントに興味のある方はお気軽にスタッフにお声がけください
参考資料:ノーベル・バイオケア・ジャパン株式会社