スプーンの持ち方🥄

こんにちは(^ ^)保育士の佐々木です。

最近はぽかぽかと暖かい日が続き、さわやかな風が心地よい季節となりました🌸

4月といえば新年度が始まりますね。ご入園・ご入学・進級おめでとうございます。コロナ禍という大変な時ではありますが、気持ち良く新しいスタートを切っていきたいものですね😊

子どもの成長は早いもので、ついこの前まで食べさせてもらうだけだった赤ちゃんも自ら手を伸ばして手掴みでご飯を口に運んでいきます。そして手先も器用になってくるとスプーンを使って一生懸命に食事をする姿が見られてきますね。

今回はそんなスプーンの持ち方のお話をしていきます。最初は子どもの持ち方が大人の持ち方とは違います。持ちにくそうに見えたり、口からこぼれてしまったりやきもきしてしまうかもしれません。

【ステップ1】スプーン使いはじめ 上から握るわしづかみ!

普通食に移行してからスプーンで食べ物を口に運ぶことが始まります。食事を重ねるごとに、段々と子どもが食器や食べ物に興味が出てきます。

目安としては1歳頃といわれていますが個人差もありますので早くに興味を持つ子がいれば、ゆっくり興味を持つ子もいます。

他の子と比べたりして目安にするのは良いことですが、子育てに焦りは禁物です。

スプーンに興味を持ち始めた最初の頃は遊んでしまうこともありますが、存分に遊ばせてあげましょう。

子どもは何も行儀悪くしたくて遊んでいるわけではありません。振ってみたり舐めてみたり落としてみたりしながらスプーンがどういうものなのかを子どもなりに確認しているのです。

これと同じ意図として手掴み食べも色々と見解が分かれたりしますが、私としては存分にさせてあげるのが良いと思っています。

この頃の握り方はスプーンの柄を上からわしづかみする形になります。これは指先の動きの分化が未熟だったり、指先の力が足りず、手を上向きに返す動作もまだ自然ではないために、自然な形としてこの持ち方をするのです。スプーンを上から握り肘を曲げたり、腕全体を動かす形でどうにか口元に持っていこうとします。

まずは子どもがスプーンで食べたい!という意欲が大事なので無理強いの必要もありません。

また数回口に運んで飽きてしまったらその日はそれでおしまいにして、少しずつ食事の時にスプーンを口に運ぼうとする回数が増えるように、手伝ってあげたり、見守ったり、喜んだりしましょう。

早くに興味を持ってもらいたいのであればおままごとの時にスプーンで食べる真似を見せてあげたり、興味がなくても食卓にスプーンを毎回用意するのも良いと思います。次回は、スプーンの持ち方【ステップ2.3】についてお伝えしていきたいと思います。

参照:cozre