歯周病


こんにちは!かさはら歯科医院、歯科助手の小田桐です☺︎
いよいよ12月に入り、寒さも本格的になってきましたね。仙台ではもう雪が降っていました

今回は歯周病についてお話していきます!

このような症状に心当たりはないですか?

・朝起きたとき、口の中がネバネバする。
・歯を磨いた時に出血する。
・口臭が気になる。
・歯肉がむずがゆい、痛い。
・歯肉が赤く腫れている。
・かたい物が噛みにくい。
・歯が長くなったような気がする。
・歯と歯の間に隙間がでてきた。
・歯の間に食べ物が挟まる。
・歯がグラグラ動く感じがある。

このような症状に心当たりがある方はできるだけ早く歯科医院で診てもらうことをおすすめします!

歯周病にならないためには、歯周病の温床であるプラーク(歯垢)を除去するためのお口の清掃、毎日の歯磨きが大切になります。一日3回程度を毎食後に行うのが基本です。

歯が十分に磨けていないと、歯垢(プラーク)という細菌の集まりが歯と歯ぐきの間の溝にたまります。

歯周病はこの細菌が繁殖することで起こります。歯ぐきが赤くブヨブヨとした感じになったり、出血しやすくなるのは、細菌による毒素によって炎症を起こしているからです。

歯垢を放っておくとやがて石灰化し歯石へと変化します。歯石は歯みがきなどでは取り除けないため、歯科医でとってもらわなければなりません。

歯垢や歯石をためていると歯と歯ぐきの間の溝(歯周ポケット)が深くなり、さらに歯垢がたまりやすくなって、歯周病を進行させる要因になります。

歯肉炎から歯周炎へと移行すると膿が出て口臭の原因になる、歯槽骨が溶け支えられなくなった歯が抜け落ちてしまうなどの症状が進みます。

ストレスや喫煙などの生活習慣や、糖尿病などの病気によって免疫機能が落ちていると、病気は進行しやすくなります。

大切なのは磨き残しをしないことです。
歯科医院でちゃんと自分に合った歯ブラシの選び方や、正しい使い方のアドバイスを受けましょう☺︎

歯ブラシの行き届きにくい歯と歯の間や、歯と歯茎の間の清掃には、歯間ブラシやフロスを活用しましょう。
ただし、正しく使わなければ歯茎を傷つけたりして逆効果です。歯医者さんで正しい効果的な使い方を必ず指導してもらいましょう。

定期的な検診を受けて歯周病や虫歯が進行していないか、また普段の自分の歯ブラシの癖を見つけ出して改善をしていくことが大切です。

歯周病は自分では気づきにくい病気なので、歯医者さんで定期的な検診を受けましょう