歯科衛生士の横澤です。
最近寒さが増して、朝起きるのが辛くなってきましたね🌨
自転車を漕ぐのも手袋がないと手がカチンコチンに動かなくなってしまいます…
皆さんもこの時期は手袋、マフラーを欠かさずに身につけてくださいね。
また、コロナ第三波と言われている、このご時世でもあります…
季節の変わり目で免疫の下がりやすく、インフルエンザも流行しやすいこの時期は自身の体調管理を特に気をつけて、生活しましょう!
さて今回は当院で新たに導入した、唾液検査“シルハ“についてご紹介します✨
この検査は、名前通り、患者さん自身の唾液を用いた検査です。
唾液をコップに採取しその唾液を装置でおよそ5分で測定します。
よって、その日のうちに検査結果がわかります!従来の唾液検査は唾液の菌の培養に数日かかるものが多いので、シルハはその点、最新ですね♪
では一体、唾液からどんなことがわかるのでしょうか?
シルハからわかることは大きく6つあります。
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①むし歯菌
むし歯菌が多いとむし歯になりやすいことが知らされてます。
②酸性度
唾液の酸性度が高いとむし歯になりやすいことが知らされてます。
③緩衝能
緩衝能(酸に対する抵抗力)が弱いと、むし歯になりやすいことが知らされてます。
④白血球
歯肉に炎症があると、唾液の白血球が多くなることが知らされてます。
⑤タンパク質
歯周病の原因菌が多く、歯肉に炎症があると、唾液中のタンパク質が多くなることが知らされています。
⑥アンモニア
口腔内の細菌総数が多いと、唾液中のアンモニアが多くなり、口臭などの原因になることが知らされてます。
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6つの項目から、自身の口腔内がむし歯、歯周病、歯肉炎……どのリスクに大きく罹患しているのか、清潔度、歯の健康など分析することができます✨
検査後、結果は書類としてお渡しします📄
ぜひご家庭の皆さんにも、唾液検査の結果を報告してみてください。歯周病は感染症なので、周りのご家族や恋人にも同じような口腔内状況である可能性があります…
なお、私たち衛生士も患者さんのリスクを知ることでよりサポートしやすくなります。
この検査は、初めて当院を受診される16歳以上の方から対象で、無料で行なっております!
また、検査当日は2時間前から飲食・歯磨き・喫煙は控えていただきますので、お忘れなく…
唾液検査で自身の口腔内の状況を知ることで、今より良い状態にしていきましょう♪
引用資料:arkray
アークレイマーケティング株式会社