子どもの食についてのキーワード「こ食」

みなさんこんにちは!!

保育士の内海です(⌒▽⌒)

いよいよ秋本番🍂🍁🌾新米も出始め食欲の秋ですね🍙

そして今子どもたちの食生活で大切にしていきましょうと謳われているいろいろなことが実はそんな簡単なことではないと感じてしまう現在です。

例えば…

・食卓を家族全員で囲んでご飯を食べる機会を1日1回は持ちましょう!

・1日3回の食事をしっかり摂りましょう!

・主食、主菜、副菜とバランス良く食べましょう!

・野菜、牛乳、乳製品、豆類、魚など栄養のバランスを考えましょう!

・塩分、脂肪分は極力控えましょう!

・日本の郷土料理を知り伝承していきましょう!

などなど…

こうして並べてみると本当に当たり前のことですが、それがとても難しいことだとわかります。

1人で食事を摂るのが普通だったり、朝食を抜いたり、夜分遅くに食べたり、コンビニやレトルト食品が多くなったりでもそれが今は当たり前になっているのです。

食べることは子どもにとって人生観、価値観に関わってくる重要なことです。

今問題になっている7つの「こ食」について知っておきましょう。

『孤食』

他に家族が居ず一人で食事をすることで、他人への関心や日常会話、食事のマナーを学ぶ機会を持てません。

『子食』

子どもだけで好きなように食べるため、好き嫌いを直す機会もなく偏った食事になりがちです。

『個食』

家族がそろっているのに、それぞれが好き勝手に自分の食べたいものを食べていることです。大抵の場合はレトルトや中食と呼ばれる総菜などが多く、好きなものばかりとなるので栄養の偏りが心配です。

『固食』

自分の好きな決まったものしか食べないことです。栄養が偏りわがままな性格になり、肥満や生活習慣病を引き起こす原因にもなります。

『粉食』

パンやピザ、パスタなど小麦粉を使った主食を好んで食べることです。米食と比べるとエネルギー量も高く、脂肪の多い食事になりがちです。

『小食』

食べる量が少ないこと。ダイエットなどで食べないことも含み、発育に必要な栄養も足りなくなり、無気力な子供になりがちです。

『濃食』

加工食品など、濃い味付けのものを好み、塩分や糖分が多く、味覚も衰えてエネルギーも多くなりがちで、肥満や生活習慣病につながりやすい。

どうでしょうか?思い当たる事もあると思います。すぐに全部を正すのではなくひとつでも頭に留めて、例えば1日1回朝食だけはみんなで食べようと努力してみてはいかがでしょうか?

食欲の秋に寄せて楽しい食卓が増えますように願っています(*゚▽゚*)

参照:Family Drより