皆さんこんにちは🌼
歯科衛生士の横澤です。
最近は暑い日が続いておりますね〜
今年ももう、半分終わります(°_°)
私は、歳を重ねるにつれて1年が短く感じる今日この頃です。
でも実は、時間が早く感じる現象というのは
ジャネーの法則という法則になっていると言われています🕛
このジャネーの法則は
生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)
と言われており、
50歳の人間にとって1年の長さは人生の
50分の1ほどであるが
5歳の人間にとっては
5分の1に相当するそうです。
不思議ですね…理由としては初めての経験や、体験等、新鮮さが無くなるからと言われています。
なんとなく毎日を過ごすのではなく、
常に、“新しいことにチャレンジする”事は
充実した1年にする第一歩なのかもしれません👣
では本題に入らせていただきます!
先日、保育園の歯科検診にいかせて頂きました🦷
0歳〜5歳のお子さんが対象で、
0歳の子は上手に寝転べない子や、泣き出してしまう子が多かったですが、
5歳の子は自分の自己紹介から、「ありがとうございました!」まで、きちんと挨拶できる子が多く、子供は5年という月日でこんなにも変わるのだと感じました⏳
お口の中の問題として、
3歳〜5歳の子は虫歯の他に多かったのは
噛み合わせの問題でした。
今回は噛み合わせの問題についてみなさんにご紹介します。
●過蓋咬合(かがいこうごう)
咬み合わせが深い状態。
上の前歯が被さりすぎて下の前歯が見えない咬み合わせ。
⚠︎ リスク
・顎関節への負担が大きい
・顎関節症になる
・顎を前方へ動かすのが困難
・奥歯負担がかかりやすい、すり減る
●反対咬合(はんたいこうごう)
受け口。咬み合わせたときに、下の前歯が上の前歯よりも、前に出る。
⚠︎リスク
・顎に負担がかかる
・顎関節症になることがある
・顔がしゃくれる
●切端咬合(せったんこうごう)
歯の先端と先端がかみ合わさっていること
⚠︎リスク
・上下の前歯の先(切縁)大きな負担がかかる
・前歯の先がすり減る、割れる
・顎が出てくる
●開口(かいこう)
奥歯は噛んでいるのに前歯が噛み合わない状態
⚠︎リスク
・口元が出っ張る
・唇が自然に閉じれない
・前歯で噛みちぎれない
・奥歯に大きな負担がかかる
・発音が悪くなる
・口腔内が乾燥しやすくなる
以上が歯科検診で多かった噛み合わせの問題です。
「私の子も言われた!早く矯正治療しないと…」と思った保護者の方🗣
しかしながら、子供の矯正の第一期治療期は3歳〜12歳と言われおり、振り幅広いのです。
また、顎の成長は
7〜8歳=上顎の成長期
11歳〜13歳=下顎の成長期
といわれており、この成長による顎のスペースが広がることや、
大人の歯への生え変わり、
または、指しゃぶり等の癖が治ることで
自然と、この噛み合わせの問題が解決する場合もあります。
当院では、毎週土曜日のみ矯正治療の先生をお招きしている他、
“りっぷるくん“を導入しました。
”りっぷるくん“とは、
ぽかーんと、口を常に開けてる子や上記の歯並びの問題でも挙げられた、開口を対象とし、
唇を締める力、口輪筋などを測定する機械で、
基準値を満たさなかった子には、
“りっぷるとれーなー“という
口輪筋だけでなく周囲の表情筋を鍛えれる器具でのトレーニング行って頂いてます。
このような、口腔筋機能療法(M F T)によっても問題を解決できる場合があります。
みなさんもお子さんの、お口元を
もう一度注意して見てみましょう♪