無意識だから気づかない?くいしばり、歯ぎしり

こんにちわ🌸

歯科衛生士の小田原です🌼

皆さんは1日何時間位スマホを触っていますか?スマホを触っている時、目線が下になり正しい舌の位置がずれてしまいます。

舌が正しい位置にないと、ほうれい線が増えたり、顔の形が変わってしまったり、肩こり、首こり等の症状がでます。

スマホを触る時は、姿勢や時間を気にしてみてください。私はスマホを触ってるときに、無意識にくいしばっていることがあります。

 

今日は、『くいしばり、歯ぎしり』のお話です。

くいしばり、歯ぎしりというと寝ている時や、力を入れた時とイメージする人もいるでしょう。
しかし、くいしばり、歯ぎしりは起きている時無意識にやっていることもあるのです。

🔺くいしばり、歯ぎしりの原因

歯ぎしり・食いしばりの原因は、精神的なストレスといわれています。最近ではスマホを操作するときや、パソコン操作をするとき、長時間下を向く姿勢になり、上下の歯が当たって食いしばりを助長してしまうことがあります。

🔺くいしばり、歯ぎしりによる症状

・くいしばり、歯ぎしりがひどいと、顎関節症を引き起こします。顎の関節に負担がかかり関節の中の円板がずれて、顎が「カクカク」「ぎしぎし」といった音が鳴ったり、痛みが出ることがあります。

・歯の知覚が過敏になり、虫歯ではないのに冷たいもの熱いものがしみたり、物を噛んだ時に痛みが出ます。

・重症の場合には、歯が磨り減ったり、歯が割れることもあります。歯を支える骨が吸収され歯周病が悪化することもあります。

・詰め物や被せものが欠けることがあります。

🔺くいしばり、歯ぎしりの対処法

起きている時の無意識にくいしばり、歯ぎしりをしている人は気付くことが大事です。
仕事に夢中になっている時など、しっかりかみ締めていないかどうか、自分で意識してみましょう。
もし、くいしばり、歯ぎしりをしていたら意識して上下の歯に隙間を作ってください。
そして、顎の周りをマッサージし筋肉を緩めてください。
寝ている時は、意識するのは大変だと思うので湯船に浸かり体をしっかり温めて寝てみてください。筋肉が緩み、寒さによって体が緊張状態をほぐしてくれます。
湯船に浸かることにより、ストレスが軽減します。

それでも症状が強い場合には、歯科医院でナイトガードを作ってもらうのも1つの方法です。

朝起きて、顎が疲れている、開きづらい、痛みがあるという方は一度マッサージや日常のストレスを探してみてください。