感染症予防を心がげよう!!

みなさん、こんにちは!

保育士の内海です💗立春も過ぎ暦の上ではもう春ですが、仙台はまだまだ冬真っ只中ですねー⛄️新型コロナウイルスなど感染症の心配もあります💦

ここで「保育所における感染症対策ガイドライン」(厚生省)より抜粋してお知らせしたいと思います。

〜感染経路別対策〜

◎飛沫感染
保育所では特に子ども同士や職員との距離が近く、日頃から親しく会話を交わしたり、集団で遊んだり、歌を歌ったりするなどの環境にあります。また、子どもの中には、感染症に感受性が高い子どもが多くいます。飛沫感染は、多くの場合、飛沫を浴びないようにすることで防ぐことができます。感 染している者から2m以上離れることや感染者がマスクを着用などの咳エチケットを 確実に実施することが保育所での呼吸器感染症の集団発生の予防に有効となります。

【保育所における具体的な対策】
飛沫感染対策の基本は、病原体を含む飛沫を吸い込まないようにすることです。
はっきりとした感染症の症状がみられる子ども(発症者)については、登園を控えてもらい、保育所内で急に発病した場合は別室保育とします。流行を最小限に食いめるためには、日常的に全員が咳エチケットを確実に実施することが大切です。

<咳エチケット>
飛沫感染による感染症が保育所内で流行することを最小限に食い止めるために、日常的に咳エチケットを実施しましょう。素手のほか、ハンカチ、ティッシュ等で咳やくしゃみを受け止めた場合にも、すぐに手を洗いましょう。
1 マスクを着用する(口や鼻を覆う)
咳やくしゃみを人に向けて発しないようにし、咳が出る時は、できるだけマスク をする。
2 マスクがないときには、ティッシュやハンカチで口や鼻を覆う。マスクがなくて咳やくしゃみが出そうになった場合は、ハンカチ、ティッシュ、タ オル等で口を覆う。
3 とっさの時は、袖で口や鼻を覆う。マスクやティッシュ、ハンカチが使えない時は、長袖や上着の内側で口や鼻を覆う。

◎接触感染
感染源に直接触れることで伝播がおこる感染(握手、だっこ、キス等)と汚染された 物を介して伝播がおこる間接接触による感染(ドアノブ、手すり、遊具等)があります。
通常、接触感染は、体の表面に病原体が付着しただけでは感染しませんが病原体が体内に侵入することで感染します。病原体の付着した手で口、鼻又は眼をさ わること、病原体の付着した遊具等を舐めること等によって病原体が体内に入ります。また傷のある皮膚から病原体が入る場合もあります。

【保育所における具体的な対策】
接触によって体の表面に病原体が付着しただけでは感染は成立しません。 遊具を直接なめるなどの例外もありますが、多くの場合は病原体の付着した手で口、鼻又は眼をさわることによって、体内に病原体が侵入して感染が成立します。 最も重要な対策は手洗い等により手指を清潔に保つことです。適切な手洗いの手順 に従って、丁寧に手洗いすることが接触感染対策の基本であり、そのためには全ての職員が正しい手洗いの方法を身につけ、忙しい事を理由にせず常に実施する必要があります。また、乳幼児の集団生活施設においては、子どもの年齢に応じて手洗いの介助を行うことや適切な方法を指導することが大切です。 タオルの共用は絶対せずペーパータオルを利用します。健康な皮膚は強固なバリアとして機能しますが、皮膚に傷等がある場合には、そこ から侵入し、感染する場合もあります。このため、皮膚に傷等がある場合は、その部位を覆うことが対策の一つとなります。

<正しい手洗いの方法>
以下の手順で、30 秒以上、石けんを用いて流水で行いましょう。

1 液体石けんを泡立て、手のひらをよくこすります。
2 手の甲を伸ばすようにこすります。
3 指先とつめの間を念入りにこすります。
4 両指を組み、指の間を洗います。
5 親指を反対の手でにぎり、ねじり洗いをします。
6 手首を洗い、よくすすぎ、その後よく乾燥させます。
* 年齢の低い子どもには手洗いが難しいので、保護者や保育士、年上の子どもが 一緒に洗う、手本を示すなどして、少しずつ手洗いを覚えさせていきましょう。

色々な情報が飛び交う現在、日常の中で基本的な事をしっかり行い、小さな子どもたちの健康を守っていきたいと考えています。

まだまだ寒い日は続きますが元気に冬を楽しみましょうね🎶