みなさんこんにちは！歯科助手、小田桐です🐻
今回は歯の詰め物についてお話していきます。
CR（コンポレットレジン）とは
小さな虫歯の治療で使われている、コンポレットレジンという白いプラスチックの詰め物です。
虫歯を削った部分に直接材料を埋めて固めるため、1回の来院で治療が終了します。
🔆メリット‥変色したり欠けても詰め直すことができる。治療期間が短い。保健が適用される。
🌀デメリット‥素材がプラスチックのため欠けやすく、変色を起こしやすい。欠けて変形した隙間から二次虫歯になりやすい。
インレーとは
CRでは補えない、歯と歯の間（隣接面）を含めた虫歯の治療で使う部分的な歯の詰め物です。
インレーの治療の場合は、虫歯を削り、型取りをし、模型を技工所で作製するのでセットする為に2回の来院が必要になります。
保険内でできる物は、金銀パラジウム合金という一般的に銀歯と呼ばれている金属の素材です。
🔆メリット‥保険が適用されるので経済的。強度があり、壊れにくい。
🌀デメリット‥金属アレルギーを起こす可能性がある。汚れが付きやすい。長年の使用で変形する為二次虫歯になりやすい。噛み合わせの歯を痛めやすい。色が黒っぽく見える。
当院で行っている自費診療で使用している材料は三種類あります。
①e-maxインレー
100%セラミックで作られている素材です。
🔆メリット‥強度が強い。患者さんの元の歯の透明感や色を合わせやすい。吸水性がない為変色しない。汚れが付きにくい。歯に掛かる力が天然の歯と同じ位なので噛み合わせの歯に優しい。金属アレルギーの心配がなく安全。
🌀デメリット‥急な衝撃に弱く割れる可能性がある。保険内でできる銀歯に比べると、厚みを持たせる為歯を削る量が多い。
②ハイブリッドセラミックインレー
プラスチックとセラミックを合わせた素材です。
🔆メリット‥噛み合わせの歯に優しい。従来のプラスチックに比べ水分を吸収しづらい。
🌀吸水性がある為変色する。プラスチックが混合している為欠けやすい。表面に凹凸があり汚れが付きやすい。色調が合いにくいことがある。
③ゴールド（金）
高カラット白金加金製の金属でできています。
🔆メリット‥柔らかい為噛み合わせの歯に優しい。歯との密着性が高く二次虫歯になりにくい。汚れが付きにくい。
🌀デメリット‥奥歯でも金属の色が気になる場合がある。費用がかかる。
昔入れた金属の歯が気になる方や、虫歯の治療で詳しい説明を受けたい方はお気軽にご相談ください😌🦷
