歯が黄ばむ3つの原因と改善方法

みなさんこんにちは!青葉会事務局の庄子です!いつもご利用いただきありがとうございます!

12月に入りました。今年もあと少しで終わってしまいますね。去年の年末の冬休み直前に人生で初めて歯が欠けました。痛みはなかったのですが、歯医者さんはずっと休診だったので治療ができず困ってしまった思い出があります。

年末年始は当院はお休みなので、もしも私のように歯が欠けてしまったり、痛みがひどい時は五橋の福祉プラザにある休日歯科診療所をご利用ください!

そして年明けの歯科医院はとても混雑すると思いますので一度ご連絡いただけるととても助かります。連休は何事もなく美味しく食事を楽しんで欲しいですね。お餅は歯の詰め物が取れるかもしれないので注意しましょう。

 

さて、今日は「歯の黄ばみ」について説明していきます。

なぜ歯は黄ばんでいくのでしょうか?原因は3つあります。

①加齢で歯が黄ばむ

 

 

 

 

 

まずは基礎知識から。この絵は歯の断面図です。一番外側の白い部分は「エナメル質」といいます。エナメル質はその下の「象牙質」を覆って守っています。エナメル質は色が透明に近い色です。

そして内側の「象牙質」ですが、これが歯の色に影響していきます。象牙質の色は個人差があり、白いひともいれば、黄色っぽいひともいます。

なので、歯というのはエナメル質を通して中の象牙質が透けて見えるようになっているので、歯の色は象牙質の色に左右されてしまうというわけです。

また、エナメル質は厚みや透明度によっても見え方が変わっていきます。日本人は比較的エナメル質が薄いので歯が黄色っぽく見えやすいと聞いた事があります。

年をとって段々と歯が黄色くなってきたという方は、加齢により象牙質そのものの色が濃くなってきてしまったり、エナメル質が薄くなり象牙質の色がより透けて見えてきてしまうことが原因と考えられます。

②生活習慣で歯が黄ばむ

歯が黄ばむ原因は象牙質やエナメル質の衰えだけではありません。

みなさんはタバコを吸いますか?コーヒーや紅茶、赤ワイン、カレーなどは好きですか?

歯が黄ばむ原因の一つとして着色汚れ(ステイン)が考えられます。色の濃い食生活や嗜好品などの色素がエナメル質の表面にある膜に付着して蓄積していくと歯が黄ばんでいきます。

タバコ・コーヒー・紅茶・赤ワイン・カレー・・・など色が濃いのでイメージしやすいですよね。

チョコレートも要注意なんですよ。チョコレートにはポリフェノールが含まれているので、それがステインになってしまいます。なんだか私の好きな食べ物ばっかりです・・。

③歯が溶けて歯が黄ばむ

「脱灰と再石灰化」なんて聞いた事ありますか?これは毎日みなさんの口の中で繰り返し起こっている現象です。

脱灰・・食事をとると食べ物に含まれる糖を餌にして虫歯の原因菌であるミュータンス菌が増えていきます。ミュータンス菌は酸を作って歯を溶かします。歯のエナメル質にあるミネラル成分(リン酸・カルシウムなど)が溶けだしてしまう現象のこと。

再石灰化・・唾液によって溶けだしたミネラル成分が歯に戻る現象。

これらを繰り返しているのですが、甘いお菓子やジュースをだらだら食べたり飲んだりしていると、再石灰化が追い付かなくなり脱灰がどんどん進んでしまします。これが虫歯ができる過程なのですが、歯からミネラル成分が溶けたままだと、歯の表面にはわずかに凸凹が生じ、エナメル質の艶・輝きがなくなってしまいます。これが歯の黄ばみを際立たせてしまうのです。

 

黄ばんだ歯はステインオフやPMTCやホワイトニングで元の白さに戻すことも可能ではあります。当院ではこれらの施術を行っていますので、気になる方は是非担当歯科医師・スタッフまで。

施術の説明動画もありますので、参考にご覧ください↓

PMTC・ステインオフ動画

ホワイトニング動画