幼児教育無償化について

皆さんこんにちは、保育士兼歯科助手の山邊です。最近は日中も肌寒くなり、すっかり秋を迎えましたね。また、先日は台風19号により広い地域で甚大な被害がでましたが、皆さんの住んでいる地域は大丈夫でしたか?まだまだ復興までに時間がかかると言われていますが、一人でも多くのかたが元の生活にもどれますように、また、今後の台風や雨には十分に気をつけて過ごしていきましょう。

さて今回は10月から実施されている幼児教育無償化についてお話ししていきたいと思います。だいすけお兄さんのCMでよく耳にするかたもいらっしゃるのではないでしょうか。幼児教育無償化の公式ホームページを引用して皆さんにどういったものなのかを説明していきたいと思います。

 

☆幼稚園、保育所、認定こども園等を
利用する子どもたち☆

【対象施設】

幼稚園、保育所、認定こども園、地域型保育、企業主導型保育事業

【対象の子供】

3~5歳児クラス:全ての子供たちの利用料が無料

○子ども・子育て支援新制度の対象とならない幼稚園は、月額2.57万円までとなります。

○企業主導型保育事業については、これまでの利用料から年齢に応じた一定の金額が減額されます。

○対象期間は、原則、満3歳になった後の4月1日から小学校入学前までの3年間です。

○幼稚園は入園できる時期に合わせて満3歳から。

○通園送迎費、食材料費、行事費等は保護者負担。ただし、食材料費については、年収360万円未満相当世帯は副食(おかず・おやつ等)の費用が免除。全世帯の第3子以降は、副食(おかず・おやつ等)の費用が免除。

※子ども・子育て支援新制度の対象とならない幼稚園は、無償化の認定や償還払いの手続きが必要な場合があります。お住いの市区町村にご確認ください。

0~2歳児クラス:住民税非課税世帯は無料(保育所等を利用する最年長の子供を第1子とカウントし、第2子は半額、第3子以降は無料。ただし、年収360万円未満相当世帯は、第1子の年齢は不問)

※企業主導型保育事業については、これまでの利用料から年齢に応じた一定の金額が減額されます。

 

☆幼稚園の預かり保育を利用する子供たち☆

【対象施設】

幼稚園の預かり保育

【対象の子供】

3~5歳児クラス:最大月額1.13万円まで無償

○幼稚園の利用に加え、利用日数に応じて、最大月額1.13万円まで無償。

※無償化の対象となるためには、「保育の必要性の認定」を受ける必要があります。その際、就労等の要件を満たす必要があります 。

 

☆認可外保育施設等を利用する子供たち☆

【対象施設】

認可外保育施設認可外保育施設(一般的な認可外保育施設、地方自治体独自の認証保育施設、ベビーシッター、認可外の事業所内保育等)、一時預かり事業、病児保育事業、ファミリー・サポート・センター事業

【対象の子供】

3~5歳児クラス:月額3.7万円まで無償

0~2歳児クラス:住民税非課税世帯が対象。月額4.2万円まで無償

※無償化の対象となるためには、お住いの市区町村へ申請し「保育の必要性の認定」を受ける必要があります。その際、就労等の要件を満たす必要があります。

※保育所、認定こども園等を利用できていない方が対象となります。

※都道府県に届出し国が定める基準を満たす認可外保育施設のみ(ただし、基準を満たしていない場合でも5年間の猶予期間あり)。

 

☆就学前の障害児の発達支援を利用する子供たち☆

【対象施設】

障害児の発達支援児童発達支援、医療型児童発達支援、居宅訪問型児童発達支援、保育所等訪問支援、福祉型障害児入所施設、医療型障害児入所施設

【対象の子供】

満3歳になって初めての4月1日から小学校入学までの3年間

○幼稚園、保育所、認定こども園等と併用する場合は、両方とも無料。

○利用料以外の費用(医療費、食材料費等)は保護者負担。

 

当院の託児室では、患者さんのお子さんの一時預かりも無料で行なっています。子どもを預けて歯のクリーニング、治療をしたいというかたは、お電話を頂ければご予約をお取りすることが出来ますのでご連絡ください。また、当院で働くスタッフの託児室も無料で行なっていますので、子どもを預けて働きたいというかた、興味があるかたは見学なども出来ますので是非いらっしゃってください。