虫は友だち❤️でも、気をつけて!!

 みなさんこんにちは!!保育士の内海です🌳

9月に入り少し暑さが和らぎ過ごしやすくなりましたね❣️まだ油断は禁物です💦夏の疲れが出やすい時ですので体調に気をつけましょうね٩( ‘ω’ )و

先日仙台市を通じて厚生労働省から「ヒアリ」についてお知らせがありました。

ヒアリは特定外来生物です。日本にはまだ住み着いていませんが、港などで少しずつ見つかっています。

どうしてヒアリが問題になるの?」

1.人やペットへの健康被害

刺されると強い痛みが生じ、体質等によっては強いアレルギー反応(アナフィラキシーショック)を起こすおそれがあります。犬や猫などのペットも、刺されると人と同じように、重い症状を起こすことがあります。

2.電気設備・インフラ被害

電気設備(配電盤や変圧器、機械の内部)に巣をつくり、信号機や空港の着陸灯を故障させたりします。また、電線をかじって停電を引き起こしたり、ショートさせて火災の原因となることもあります。

3.生活への影響

お花見やピクニック、BBQ、花火大会など、公園や河川敷でのレジャーを安心して楽しむことができなくなるかもしれません。ガーデニング、家庭菜園にも支障が出ます。

4.農業被害・産業への影響

農作物をかじって品質や収量を低下させたり、家畜を襲ったりします。また農作業をする人が頻繁に刺されるため、海外では耕作放棄や離農者が増えるなどの影響が出ています。輸入された商品などにヒアリが混入すると、物流にも大きな支障が出ます。

5.生態系被害

日本の在来アリを駆逐したり、小動物を捕食して減少させ、生態系のバランスを壊してしまいます。海外では希少種にも影響が出ています。

もし、ヒアリに刺されたら?

 ヒアリやアカカミアリの毒への反応は人によって大きく異なります。

体調に変化がなくても、20~30分程度は刺された部位を冷たいタオルや保冷剤などで冷やしながら安静にし、様子をみて下さい。その間、なるべく一人にならないようにしましょう。

全ての人にあらわれる症状は 焼けるような痛み、かゆみ、膿(うみ)刺された瞬間に、熱いと感じるような、激しい痛みを感じます。そして刺された部位に小さな赤みが出てきて、翌日には赤みの中央に膿がたまったようになります。軽いかゆみが出ることもありますが、その後は皮膚症状が徐々に改善していきます。

ヒアリ類の毒にアレルギー体質を持っている人に起こる症状はじんましん刺された直後から刺された部分を中心に赤みや腫れが起こり、かゆくなります。時には全身にかゆみをともなう赤みやミミズ腫れ(じんましん)が現れることがあります。じんましんが出たり、体調不良などの異常を感じた場合は、すぐに医療機関(病院)を受診してください。呼吸困難・血圧低下・意識障害など刺されて20~30分以内に、息苦しさ、声がれ、激しい動悸やめまい、腹痛などを起こすことがあり、進行すると血圧が急に低下して意識を失うこともあります。このような症状が現れた場合には、強いアレルギー反応による「アナフィラキシーショック」の可能性が高く、処置が遅れると生命の危険を伴いますので、救急車を呼ぶ必要があります。

「アリに刺されたこと」「アナフィラキシーショックの可能性があること」を伝え、すぐに治療してもらってください。刺したアリの死骸を持参すると、診断に役立ちます。

※ヒアリの毒には、ハチ毒との共通成分も含まれるため、ハチ毒アレルギーを持つ方は特に注意が必要です。

環境省参考

子ども達は昆虫が大好きで興味シンシン!!その気持ちを育てていきながら、危険な事も年齢に応じて教えていきたいですね!