そろそろ生え変わりの時期💡🦷

こんにちは😃

歯科衛生士の加藤です!

最近暑い日が続いてますね!体調に気をつけましょう!

そんなこんなで子供の生え変わりについてよくある質問にお答えします!

🌀永久歯と乳歯は、どうちがいますか?

  • 一生使う永久歯は、とても丈夫にできています。

歯のしくみはほぼ同じですが、永久歯は一生使うものなので、それだけ丈夫。永久歯のエナメル質や象牙質の厚みをはかってみると、乳歯の約2倍もあります。また、数も乳歯は20本だったのが、永久歯になると親知らずも含めて32本に。永久歯と乳歯はこれだけ大きく異なるのです。

ただし、丈夫な永久歯とはいえ、生えたての2年くらいの間はまだ弱く、むし歯になりやすいので注意が必要です。

🌀よく聞く「六歳臼歯」とは、どんな歯ですか?

・最初に生える永久歯で、かむ力が強い重要な歯                             です!

六歳臼歯は、5~6歳ごろに生えてくる、初めての永久歯。乳歯の奥にそっと生えてくるため、気づきにくい歯ですが、とても重要な役割があります。かみくだく力がもっとも強く、永久歯の歯並びやかみ合わせの「基本となる歯」なのです。

しかし、六歳臼歯は完全に生えるまでに約1年かかるので、その間は手前の乳歯より背が低く、ふつうのみがき方ではハブラシの毛先が届かず、とてもむし歯になりやすいのです。大切な歯だけに、以下のみがき方を参考にして、むし歯にならないように、生えはじめの小さい歯のときからきちんとケアしたいものです。

🌀永久歯に生えかわる時期はいつごろですか?

  • 6歳ごろから順次生えかわり、14歳ごろに完了します。

    永久歯はまず「六歳臼歯」から生えはじめ、次に前歯から奥歯に向かって順番に生えかわります。11~13歳になると、六歳臼歯の奥に第2大臼歯(別名十二歳臼歯)が生えてきて、最終的にすべての永久歯が生えそろうのは13~14歳ごろです。

    もっとも、順番や時期には個人差があるので、これはあくまでも目安です。1~2年のずれであれば、とくに心配することはありません。

    🌀なぜ、生えかわり期は、むし歯になりやすいんですか?

乳歯と永久歯が混在して、みがきにくいからです。

ひとつには、乳歯と永久歯が入り混じり、歯が抜けている部分もあって、みがきにくいからです。とくに奥に生える六歳臼歯は、完全に生えそろうまで手前の乳歯より背が低く、ハブラシが届きにくく、どうしてもみがき残しが多くなります。

そのうえ、生えはじめの歯ほどエナメル質が弱いため、酸におかされやすく、むし歯になりやすいという特徴があります。一度むし歯になると穴があくまでの進行もはやいので、注意が必要です。

お子さんの夏休み中も歯磨きやフッ素で虫歯予防をしていきましょう!