歯科衛生士として私が診たいこと

みなさんこんにちは🌞

歯科衛生士の田口です!

 

わたしが歯科衛生士の仕事に就き、

約22年が経ちます。

(当院には13年間ほど在籍させていただいております)

年数を振り返ってみると、積み重ねてきたものもあり、そしてまだまだ通過点だなとも感じます。

 

歯科衛生士と一言で言っても、今や働き方はさまざまですし、わたし自身これまで携わってきた仕事内容もさまざま。

現在は、歯周治療や歯周病予防のメインテナンスが主な仕事内容です。

その中でわたしが思う、「歯科衛生士として診たいこと」「大切にしていること」をお話しします。

 

歯科治療とは、Dr.による治療も、歯科衛生士による歯周病治療も、

オーダーメイドだなと感じています。

そして歯科衛生士によるメインテナンスは、毎回診させていただくからこそ気づく変化や安定があります。

担当が毎回変わってしまっては、オーダーメイドにはならないかもしれません。

 

出来るだけ、その日のその方のお口の状態に合わせて、必要な事を提供したい、と真剣な思いで仕事をしている事に気がつきました。

「決められたメニューをこなすこと」でなく、

患者さんごとに最適化することを大切にしたいのだなと思います。

例えば

  • 今日は歯面研磨が最優先の人
  • 今日は歯石除去が必要な人
  • 今日はなぜ出血するかを知ってほしい人
  • 今日は歯磨き指導がいちばん価値がある人
  • 今日はまず“なぜ通うのか”の理解が必要な人
  • はたまた炎症の原因はもっと外にあるのか

など

毎回おひとりお一人、さまざま。

その場で見極めて、

その方にいちばん必要な介入を選びたいと思っております。

いろいろな現場を経て約22年間やってきたからこそ、📡

口腔内を見た瞬間に

「今日はここだな」

と察知できるようになってきたのかもしれません。

  • 小さな変化を見逃さない
  • その方のリスクは何なのか
  • その方に必要な介入を見極める
  • 納得して行動変容できる説明をする
  • 患者さんが安心して帰る
  • 次回につながる信頼関係となる

 

患者さんとの時間は、

わたしにとって、単なる仕事ではなく

研究フィールド にもなっています。

  • この人には何が響いたか
  • 何で改善したか
  • 何で悪化したか

そのような自分なりの臨床データを積んできて、自分の指導に自信が持てるようになったのだと思います。

 

今日は「きちんと価値提供できたか」

知らず知らずのうちに、自分の仕事に対する手応えの基本になっている気がします。

 

しかし、数ヶ月に一度お会いする30分〜60分の時間の中でわたしが出来ることには限りがあります。

ましてや歯周病の管理は

1回では完結せず、

継続し安定させていくもの。

 

ですから毎回、

お互いに「今日はこの1歩が進んだ」

で終えて良いのかな、と考えています。

しかし基本としてお互いに大切にしたいのは、また同じようにむし歯や歯周病をつくらないようにしたいという事。

 

そして単に「歯を綺麗に磨きましょう」「むし歯予防しましょう」という話ではなく、

呼吸口腔機能(舌やお口まわりの筋力など)を含め、

近ごろでは、全身と生活につながる「人間が人間らしく生きられる全体的な予防」を目指し、

わたしが歯科衛生士として診たいことのスケールは大きくなっています💫

 

まだまだ、お口の中のお悩みのジャンルが変われば、わたしも知識や経験が足らない部分があります。

その時は、ただ知識を得るだけではなく、

その道で経験を持っているDr.や衛生士にお話しを聞きながら、自分の知識の幅を広げるよう心がえています。

患者さんを診させていただきながら、私もみなさんからエネルギーをいただく日々に感謝しております🌱

 

「歯科衛生士として診れること」をどこまで広げられるか、これからも楽しみに仕事を続けて参ります。本日はお読みいただき、ありがとうございました。