「シーラント」を知っていますか?👦🏻🦷👧🏻

こんにちは!

歯科衛生士の育村です😊!

 

6月も終わり、7月を迎えようとしています◎

今年も半年過ぎてしまったと思うと、とても早いですね🙉🙉

そんな憂鬱な梅雨を、いかがお過ごしでしょうか?

わたしは、休日になると趣味であり大好きな、

天気の関係なく楽しめるカラオケに1人で通っては、

カラオケの個室を自分の部屋かのように1日過ごしております😌🎤🍉

みなさんも、梅雨を乗り切るべく、おすすめの休日の過ごし方があれば、教えてくださいね(๑`・ᴗ・´๑)✨

 

さて、今日は「シーラント」についてお話します( ¨̮ )🍀

歯、特に奥歯には食べ物を噛んでいる面などに、深い溝がありますが、その溝は奥深くにつれて、とても細かくなっています。そのため、虫歯の原因や食べ物のカスがこの溝に入ってしまうと、歯ブラシではなかなか溝の汚れを落とすことができません。ですので、それが原因になって虫歯になってしまうことがあるのです(´×ω×`)💦

その溝に発生してしまう虫歯をどうにか予防できないのか?と考えられたものこそが、今日紹介する「シーラント処置法」というものです🐱🌈

 

シーラントは、歯ブラシの毛先が届かないような歯の溝の奥を掃除した後に、レジン樹脂などで溝にフタをして、細菌や食べ物のカスを入らないようにすることで、虫歯を予防するものです💫

このシーラントは、特に奥歯の溝の深い乳歯や、まだ歯の質が弱く虫歯になりやすい生えたての乳永久歯に使われることが多いものです😇

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Q.シーラントはどんな年齢の人が対象なの?

A. ●4~5歳…乳歯

●6歳前後…第1大臼歯(6歳臼歯)

●9~12歳…永久歯の奥歯

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※大体の目安になります。また、小さいお子さんであれば、1人で治療台に座れ、上手にお口を開けられるようになったら、実施することができます!

 

「乳歯はいずれ抜け落ちるから、虫歯になっても大丈夫!」とも思われがちですが、乳歯は後に生えてくる永久歯が生えてくるのを誘導する役割もあったり、乳歯の段階で深い虫歯が出来てしまうと、その後生えてくる永久歯にも虫歯の原因菌が移ってしまうこともあるのです!ですので、乳歯の頃から虫歯を予防するクセを付けておく必要があります👧🏻👦🏻

 

では、シーラントをしておけば、虫歯になる心配はないの?…というと、そうではありません。シーラントを行ったとしても、それだけで完全に虫歯を防ぐことが出来るわけではありません⚠️やはり、虫歯は生活習慣病のひとつですので、正しい食生活と毎日のていねいな歯磨きが不可欠です。

また、シーラントには[フッ素徐放性]といって、シーラントを行なった後に、経時的にフッ素が放出してくることで、歯の質を高めて虫歯になりにくくする性質もあります(o^∀^o)!ですが、そのフッ素の効果にも限界がありますので、シーラントを行った上で、毎日のブラッシングと歯科医院での定期的なプロフェッショナルケアを継続することによって、みなさんと私たちで協力して、虫歯予防を行っていきましょう॑⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝⋆*