歯磨き粉についてのおはなし🦷

みなさんこんにちは😃歯科衛生士の茂木(もてぎ)です。

6月もあっと言う間に終わりますね🐌

今回は歯磨きをする際、必ずと言っていいほどつけている歯磨き粉について書いていきますね!

実は歯磨き粉には練り状(ペースト)、液状(研磨剤が配合されている)、液体(研磨剤は配合されていない)、泡状、粉製があるんです!!ほとんどの方は練り状(ペースト)タイプを使用されているかなと思います。市販されている歯磨き粉の約8割にはフッ素が含まれていて、量なんて気にしないで使ってるよって方もいらっしゃると思いますが、年齢別に使用量の目安があります。

6ヶ月〜2歳→幼児の切った爪程度の量

3歳〜5歳→5㎜以下

6歳〜14歳→1㎝程度

15歳以上→2㎝程度

次に、歯磨き粉に含まれている成分についてです歯磨き粉のパッケージの裏側の成分表示欄に書かれています(時間があるときに見てみてくださいね!)

 

歯磨き粉を構成する基本的な成分

清掃剤(研磨剤)→歯の表面に傷をつけずにプラークやステインなど、歯の表面の汚れを落とす。リン酸水素カルシウム、水酸化アルミニウム、無水ケイ酸、炭酸カルシウムなど

潤滑剤→歯磨き粉に適度な湿り気と粘り気を与える。グリセリン、ソルビトールなど

発泡剤→口の中に歯磨き粉を拡散させ、汚れを落とす。ラウリル硫酸ナトリウムなど

粘結剤→粉と液体成分とを結合させて、適度な粘り気を与える。カルボキシメチルセルロースナトリウム、アルギン酸ナトリウム、カラギーナンなど

香味剤→香味の調和などを図る。爽快感や香りをつけ、歯磨き粉を使いやすくする。サッカリンナトリウム、メントール、ミント類など

保存料→変質を防ぐ。安息香酸ナトリウム、パラベン類など

 

次に薬用成分についてです

虫歯予防→フッ素、殺菌剤(クロルヘキシジン塩類、塩化ベンゼトニウム、トリクロサン、塩化セチルピリジニウム)など、プラーク分解酵素(デキストラナーゼ)

歯周病予防→殺菌剤(クロルヘキシジン塩類、塩化ベンゼトニウム、塩化セチルピリジニウム、トリクロサン)など

歯石の沈着予防→ポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム

象牙質知覚過敏の抑制→乳酸アルミニウム、硝酸カリウム

 

普段何気なく使用している歯磨き粉ですが、さまざまな成分が含まれていることがわかりますね!自分に合った歯磨き粉を見つけて虫歯、歯周病予防を頑張っていきましょう!何か分からないことがあれば気軽にスタッフに質問してみてくださいね😊