よく聞く《フッ素》について

こんにちは、歯科衛生士の田中です!

青森県から来ました、衛生士1年生です!

桜も散りましたね!私は青森出身なのでいつも弘前城の桜を見に行っていたのですが、今年は仙台の榴ヶ岡でお花見しました🌸とても綺麗でした!

 

皆さんもよく聞いたことがあると思いますフッ素についてご紹介します!

 

 

◎そもそもフッ素とは?

自然界のたくさんのものに含まれている歯や骨を丈夫にする物質です。(お水、お茶などにも含まれていますよ!)色々なものに入っているのですが、思ってるよりも体内での吸収率は低いです。

 

◎フッ素の効果

①歯の質を強くする

お口の中の細菌が出す酸によって歯が溶けるのを防ぎます。

②再石灰化の促進

お口の中の酸の割合が多くなると歯からミネラルが溶けだしてしまいます。(溶けだしてしまうと、脱灰と言って虫歯のなり始めになってしまいます!)その溶けだしたミネラルを歯の中に戻してくれることを再石灰化といいます。

③酸産生の抑制

ものを食べると、お口の中の細菌が酸を出します。その酸が多いほど、お口の中の酸の割合が高い時間が長いほど、歯が溶けやすくなります。フッ素には細菌が出す酸を作る能力を弱める効果があります。

 

◎日頃のケアからフッ素を!

歯科医院に来るとフッ素を塗ってもらうことができます。その他にも自宅でフッ素を使って虫歯を予防することができます。

【フッ素入りの歯磨き粉】

歯磨き粉にもフッ素の成分が入っています。商品の成分表を見てみると、フッ化ナトリウム(フッ素)などと書いているのでぜひ見て見てください。(もちろん歯医者でも売っています!)

【フッ素入りの洗口剤】

洗口剤は、液体なのでお口の中にも広がりやすく、歯と歯の間にも入りやすいので予防効果も高いです。

【うがいがまだ出来ない小さいお子様に!】

うがいが出来るのはだいたい、3歳〜と言われています。(個人差はありますが🥛)ですが乳歯が生えてくるのはもっと早いです。そんな時に、うがいの必要のないジェルタイプのものもあります。しかもバナナなどの味が色々あるので使いやすいと思います。

 

✔️フッ素入りの歯磨き粉を使うにあたって!

歯磨き粉により、フッ素の濃度が違います!入ってる濃度によっては子供には使えないものもありますので、しっかりと使用方法を守りましょう👀

 

🌟歯科医院でのフッ素🌟

歯科医院では、高い濃度のフッ素を安全な量で使用しています。フッ素は、1回塗るだけでは効果は持続しません。定期的に塗っていくことで効果があります。日頃のはみがき、セルフケアだけではどうしても足りない部分が出てきてしまいます。そこをフッ素でカバーして行くことによってさらに虫歯の予防の効果が高まります!

 

皆さんもぜひフッ素入りの歯磨き粉などの使用、歯科医院でのフッ素塗布をおすすめします!

 

最後になりますが、これから当院の一員として、皆さんのお口の中の健康に携わることが出来るように日々精進してまいりますのでよろしくお願いします!