どうして虫歯になるの❓

こんにちは衛生士、小田原です🌼

そろそろ卒業のシーズンですね。私の学校では卒業生を胴上げしてそのまま雪の上に投げるという風習がありました。懐かしいですね🌸

今日は虫歯についてのお話しです。

皆さんはどうして虫歯になってしまうか知っていますか?

甘いものを食べるからと言うのは少し正解です。

実は4つの原因が揃ったときに虫歯になります。

逆に言えば、4つの原因が揃わないと虫歯になりません。

1宿主

宿主とは歯のことです。歯が無いと虫歯にはなりません。乳歯や生え始めの永久歯は虫歯への抵抗力が低いので虫歯になりやすいです。また、歯並びが悪いと上手に磨けずに汚れが残ってしまい虫歯の発生に大きく関係してきます。

🔺虫歯になりにくい歯をつくるには?

フッ素を塗ることです。フッ素には歯質を強くする働きがあります。歯みがき粉に入っているフッ素でもいいです。歯医者でも塗布している高濃度フッ素を定期的に塗布することも効果的です。

 

2食べ物

砂糖が入った食べ物は要注意です!虫歯菌は砂糖を栄養源として増え続けます。

🔺甘いものが食べたい!

甘いものを食べ無いというのはとても難しいですよね。そんなときはこんなことに気をつけてください。

☆砂糖を代用甘味料(キシリトール、ソルビトールなど)に代える

☆歯にくっつきやすく、口のなかに長時間とどまるクッキー、チョコレート、キャンディ、キャラメルなどを避ける

☆甘いものを食べたあとは必ず歯を磨く

☆夜、寝る前は甘いものを食べない

 

3原因菌

虫歯菌のことです。ミュータンス菌という虫歯菌は、砂糖を分解して歯垢をつくり、砂糖を発酵分解するため酸ができます。その酸が歯を溶かします。

🔺歯垢って目で見えないからわからない🔍

歯垢の色は白っぽいので歯との違いがわかりにくいです。歯垢に染め出し液で色を付けて確認することができます。自分では上手に磨けていると思っていても、歯と歯の間や、根元に残っていることが多いです。一度目で確認することによって、意識して歯磨きをすることができます。当院では磨き方についてアドバイスしています。

4時間

酸に晒される時間です。先ほど虫歯菌が砂糖を発酵分解して酸をつくるのと関連しています。酸に晒される時間が長ければ虫歯になるリスクは高くなります。

🔺どうすればいいの?

☆食べたら歯を磨きましょう

☆おやつは決められた時間に食べて、だらだら食べをしない

 

この4つのうち1つでも防ぐことが出来れば虫歯のリスクは低くすることが出来ます❗