治療が終わったら・・・

こんにちは😃

歯科衛生士のかとうです!

みなさん歯医者に行く理由はなんですか?

治療か終わったら来なくなる方がたくさんいますが、これからお話しすることが1番大切な理由なんです‼︎

治療が終わったら、定期検診(チェック&クリーニング)を受診されることをオススメします。

『えー、やっと終わったのにまた来るの?』

『あと何回来なきゃいけないの?』

などいろいろ聞いてくる方、思われる方もいらっしゃると思いますが、定期検診を受けることは自分の歯を残すためには重要なポイントなのです。

〔ポイント1〕治療だけでは歯が残らない・・・

定期検診を受けた人と、治療だけを受けた人とでは残存歯数に4.0分の差が出ます。

年齢が高くなるにつれ、残存歯数に差が出てきます。若いうちから定期検診を受けていると、将来自分の歯を多く残せることが統計的にも明らかになっています。

〔ポイント2〕歯を抜く原因は虫歯ではない?

40歳以上の方で歯を抜かなければいけない主な原因は虫歯ではありません。歯周病が主な原因なのです。統計によると、35歳で80%以上の人が歯周病になっています。

しかし、35歳になってから突然、歯周病になるわけではありません。実は、10代から少しずつ進行していき、20数年の歳月をかけて、歯肉をじわじわとゆっくり冒し、歯茎から血が出るという自覚症状がでる30代の頃には、もはや歯肉炎・歯周病になっています。

虫歯と違ってほとんど痛みがないため、気がついた時には抜くはめになんてこともありえる横綱級のこわい病気なのです。

虫歯だけでなく歯周病予防のためにも定期検診を早くから受診されることをオススメします!

〔ポイント3〕歯石を、とるだけでも来ていいの?

「歯医者さんに虫歯もないから行かなくてもいいや!」「行ってもいいのかな?」と思っている方が多いようです。歯石は歯みがきでは取れません。歯石は歯周病の主な原因です。歯石を取るのはプロにお任せください!

🌀歯周病は日頃のケアで撃退しましょう!🌀

★毎日、きちんとブラッシングをして丁寧に歯垢を取り除くことが大切です。ただし、磨いていると磨けているは異なりますので、歯科医にしっかりとしたブラッシング方法を学びましょう。

★定期検診

歯垢を放っておくと、石のように固い歯石になります。こうなるともう日常のブラッシングでは取れません。少なくとも半年に1回は定期検診に行き、歯石除去と歯の健康チェックをしてもらいましょう!

★歯周病は初期のうちなら完治することができますし、かなり悪化しても適切な治療とセルフケアで抜かなくてもすむケースが多くなって来ました。

痛みがなくても積極的に診察を受けましょう!