初期むし歯に注意を!!

こんにちは★
歯科衛生士の東城です。
最近はインフルエンザが流行っていますね💦子供の幼稚園でも流行っているようでうちの子のクラスも学級閉鎖中です💦
私の家族もこのままかからないように気を付けたいと思います。みなさんもこの時期お気をつけてお過ごし下さい★
それでは今日は初期むし歯(要観察歯)についてお話したいと思います。
みなさんは歯科医院で「初期むし歯」といわれたことがありますか?
むし歯は、むし歯の原因菌が出す酸によって歯が溶かされ、歯に穴が開いてしまう病気ですが、初期むしは穴の空いたむし歯になる一歩手前の状態です💦
学校歯科健診では「要観察歯:CO(シーオー)」と呼ばれることもあります。穴の空いたむし歯は治療が必要ですが、初期むし歯の段階であれば適切な毎日のケアにより石灰化し、もとの健康な状態に戻る可能性があります。
(再石灰化:唾液中に含まれるカルシウムやリンが溶けてしまった歯の内側に取り込まれ、歯を修復する働きをすること)

「初期むし歯」は、そのまま放置していると、治療が必要な穴の空いたむし歯になってしまいます。初期むし歯の段階できちんとケアができるかどうかが、むし歯になってしまうのか、歯を健康な状態に戻せるかの分かれ道です💦

初期むし歯を健康な状態に戻すには、毎日の適切なセルフケアが大切です✨

ハミガキに配合されているフッ素には歯の再石灰化を促進する働きがあります。初期むし歯を健康な状態に戻すにはフッ素を効果的に活用することが大切です!!
次のポイントをおさえて、むし歯予防を意識しましょう。

1.フッ素入りの歯磨き粉の使用

2.ブラッシング

歯の表面に歯垢が残っていると、初期むし歯が進行してしまうだけではなく、フッ素が歯に作用するのを邪魔してしまうので、歯垢は残さず落とすことが大切です。

1)歯を磨く時は、どの歯を磨いているのかを意識しながら、一本一本、丁寧に磨くようにしましょう‼️

ポイントは…

・ハブラシの毛先を歯面にきちんと当て る

・軽い力で磨く

・小刻みに動かして磨く

2)歯並びの悪い所、奥歯の奥、矯正装置の周りなど、歯ブラシの毛先が届きにくいところには「タフトブラシ」などもオススメです

3)歯と歯の間はデンタルフロスや歯間ブラシなどの補助器具を使うと効果的です。歯と歯の隙間が狭い場所にはデンタルフロス、隙間の広い場所には歯間ブラシがオススメです。

初期むし歯が健康な歯に戻る期間は、初期むし歯の状態やケアの方法などによってさまざまです。しかし、1日や2日で健康な歯に戻るわけではなく、長期間の適切なケアをすることで元に戻ることが期待できます。
自分に合った適切なケアを毎日きちんと続けることや歯科医院での定期検診を受けましょう✨