切端咬合とは??

皆さんこんちには!歯科助手の小山です!

2019年!

新年を迎えましたね!今年もよろしくお願いいたします!

そして、私事ですがつい先日成人式に出席して参りました。ここまで育ててくれた両親への感謝と共に、成人としての自覚を持った行動をしていきたいと思っております。

さて、今日は

『切端咬合』についてお話をしていきたいと思います。

まず、この切端咬合とは不正咬合と呼ばれるものの一種になっています。

ちなみに、不正咬合は、骨格や歯の生え方など、さまざまな原因により、上の歯と下の歯が正常にかみ合わない状態を指します。

不正咬合の原因には、骨格の問題、歯の問題(歯槽の問題)、機能の問題などがあります。

状態や重症度によっては、食べ物をしっかりと噛むことができない、発音しにくい、虫歯になりやすいなどといった問題が生じることがあります。

🔊そして切端咬合は

咬み合わせたときに上の前歯と下の前歯の先端が触れ合うような状態です。

正常な咬み合わせでは、上の前歯は下の前歯に2~3mm程度かぶさり、横から見たときも上の前歯は下の前歯よりも2~3mm程度前にあります。それらがともに0mmの状態です。上下のかみ合わせが逆になる反対咬合の一種として発現することがあります。

🔊切端咬合だと、どのような問題が生じてくるのでしょうか??

歯に負担がかかり歯の一番先(切縁と言います)が欠けたり磨耗したりします。

また、前歯に過度な負担がかかることにより歯の根本の部分が欠けて楔状欠損と呼ばれる症状がでる場合もあります。

楔状欠損が生じると、象牙質が露出することが多く、ブラッシング時に痛みを感じたり、進行すると知覚過敏の症状を伴うことがあります。

歯頸部に引張り応力が集中し、歯質が破壊され、歯頸部の歯質欠損が発生すると考えられています。

🔊切端咬合の原因は?

歯の傾きや大きさの不調和などの、歯の原因

また口を閉じる際に、歯並びが悪いために一部の歯のみが接触し、最終的に咬みこんだ下アゴの位置に、ずれが生じてしまう、機能的不正咬合などが考えられます。

その他にも舌の動きや口呼吸・顎の骨の成長の異常のために起こるとも言われています。

🔊なおすことはできるのか?

切端咬合をはじめ、不正咬合をなおすのに効果的なのは矯正治療が多いです。気になる方は一度歯科医院にて状態を確認してもらったり、矯正歯科を受診されるといいでしょう。

当医院でも隔週の土曜日に矯正の先生にお越し頂き、矯正治療を行っています。矯正の相談なども行っておりましたので、気になる方はドクター、スタッフにお気軽にお尋ねください!